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辻本店
御前酒 雄町三部作 真庭雄町 2020
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雄町三部作”産地篇”!
雄町の歴史は1859年に発見された僅か2本の稲穂からはじまりました。
その子孫は当時の形質そのままを引き継いで、岡山県内全土に根付いています。
現在御前酒では、真庭・建部・瀬戸・高島・藤田の5産地の雄町を原料に酒造りを行っています。
雄町のふるさと岡山県でもこれだけ多岐にわたる産地を扱う蔵は御前酒を置いて他にありません。
そのなかから選択した真庭・瀬戸・高島の3産地を「雄町 3部作〜産地篇〜」として圃場毎にひとタンクずつ製造しました。
また3産地それぞれの製造にあたっては、精米歩合や使用酵母といった基本的なスペックは揃えつつも、「狙って造らず、米に任せる」を心がけて醸造。
温度経過やもろみ日数などを意図的に制御しようとせず、醗酵を米のポテンシャルにゆだねる酒造りです。
土壌からくる産地の特性を醗酵にまで反映させたことで、米そのものの個性や差異をしっかりと感じていただける仕上がりとなっています。
このお酒は、その3産地の中の真庭雄町を使用した純米酒。
香りは比較的穏やか。
ほのかに麹、爽やかなニュアンスも感じられます。
口当たりには、やや青っぽさがあり、シャープさを感じる飲み口にふくよかなコクのある旨みが広がります。
余韻にかけて雄町らしい甘やかさと共に、密度感のあるボディが楽しめます。
硬さや若さもあり、熟成向きなポテンシャルも感じます。
<杜氏からのコメント>
蔵元からほど近い岡山県北部では、かつては10月には霜が降りることから収穫の遅い晩生品種の酒米栽培には適さないとされていました。
しかし果敢な若手農家の挑戦により、2014年の契約栽培開始から年々品質は向上しています。
今シーズン入荷の真庭産雄町は糊化温度が高く、蒸した後すぐに硬くなる印象。
溶けにくいと予想し、仕込み時の温度を少し高めに設定することでバランスを取りました。
仕込んだ後は優等生的に美しい温度経過をたどり、9号酵母とは思えない吟醸香が酒母〜もろみまで漂いました。
しぼりの日は蔵に入るや否やメロン様の香りが漂いました。
色はやや青冴えした黄緑。苦みや雑味が少ない。
粘土質の土壌の由来か、雄町らしいふくらみ・どっしりとした押し味を感じます。
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原料米 |
真庭雄町 |
精米歩合 |
65% |
日本酒度 |
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酸度 |
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アルコール度 |
15度 |
酵母 |
協会9号 |
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辻本店
御前酒 雄町三部作 瀬戸雄町 2020
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雄町三部作”産地篇”!
雄町の歴史は1859年に発見された僅か2本の稲穂からはじまりました。
その子孫は当時の形質そのままを引き継いで、岡山県内全土に根付いています。
現在御前酒では、真庭・建部・瀬戸・高島・藤田の5産地の雄町を原料に酒造りを行っています。
雄町のふるさと岡山県でもこれだけ多岐にわたる産地を扱う蔵は御前酒を置いて他にありません。
そのなかから選択した真庭・瀬戸・高島の3産地を「雄町 3部作〜産地篇〜」として圃場毎にひとタンクずつ製造しました。
また3産地それぞれの製造にあたっては、精米歩合や使用酵母といった基本的なスペックは揃えつつも、「狙って造らず、米に任せる」を心がけて醸造。
温度経過やもろみ日数などを意図的に制御しようとせず、醗酵を米のポテンシャルにゆだねる酒造りです。
土壌からくる産地の特性を醗酵にまで反映させたことで、米そのものの個性や差異をしっかりと感じていただける仕上がりとなっています。
このお酒は、その3産地の中の瀬戸雄町を使用した純米酒。
香りは比較的穏やか。
ほのかに麹由来のニュアンスも感じられます。
口当たりには円みがあり、柔らか。
優しいタッチに、ややスッキリとした飲み口。
じんわりと広がるふくよかな旨みはありつつも、品の良さを感じるスマートな味わい。
スムーズで、飲み心地の良さも特徴的です。
<杜氏からのコメント>
岡山県南東部に近くを一級河川吉井川が流れる瀬戸地区は、9月の登熟期は朝晩の寒暖差が大きく「心白」が出現しやすいと言われる赤磐雄町の一大産地のひとつです。
麹・もと掛け米に「御前酒 特上雄町プロジェクト」の指定圃場である生産者・岡本岩男氏の雄町を使用しました。
一粒一粒がパラパラとサバケが良く、やや硬さはありますが、最上の雄町の風格が米からも漂います。
仕込み温度を調節して米が溶けやすいように操作しました。
バナナ様の香り、砂状地由来のミネラル感があり、軽快な酸が心地よいです。
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原料米 |
瀬戸雄町 |
精米歩合 |
65% |
日本酒度 |
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酸度 |
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アルコール度 |
15度 |
酵母 |
協会9号 |
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辻本店
御前酒 雄町三部作 高島雄町 2020
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雄町三部作”産地篇”!
雄町の歴史は1859年に発見された僅か2本の稲穂からはじまりました。
その子孫は当時の形質そのままを引き継いで、岡山県内全土に根付いています。
現在御前酒では、真庭・建部・瀬戸・高島・藤田の5産地の雄町を原料に酒造りを行っています。
雄町のふるさと岡山県でもこれだけ多岐にわたる産地を扱う蔵は御前酒を置いて他にありません。
そのなかから選択した真庭・瀬戸・高島の3産地を「雄町 3部作〜産地篇〜」として圃場毎にひとタンクずつ製造しました。
また3産地それぞれの製造にあたっては、精米歩合や使用酵母といった基本的なスペックは揃えつつも、「狙って造らず、米に任せる」を心がけて醸造。
温度経過やもろみ日数などを意図的に制御しようとせず、醗酵を米のポテンシャルにゆだねる酒造りです。
土壌からくる産地の特性を醗酵にまで反映させたことで、米そのものの個性や差異をしっかりと感じていただける仕上がりとなっています。
このお酒は、その3産地の中の高島雄町を使用した純米酒。
香りは非常に穏やか。
ほのかに麹由来のニュアンスも感じられます。
口当たりには円みがあり、柔らか。
ややリッチな飲み口に、ほんのり甘やかでコクのある旨みが広がります。
スマートな味筋と共に、ほのかに感じられる乳酸系の酸。
程よくボディはありつつも、まとまりの良いバランスで、飲み心地も良いです。
<杜氏からのコメント>
岡山市の東部に位置し「雄町」の名前の由来ともなった旧高島村雄町。
雄町発祥の地に大きな敬意を表しながら醸しました(令和2酒造年度にて初めて高島産を使用)。
雄町米は非常に割れやすいため、収穫した籾も非常にデリケートです。
その後の乾燥調製ひとつで米質が大きく変わります。
高島地区ではライスセンターで丁寧に乾燥調製しており、粒ぞろいも良く割れは最も少ない扱いやすい雄町でした。
色は黄緑。マスカット様の吟醸香がある。
やや甘味がありなめらかな味わい。
雄町らしいふくらみが出ました。
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原料米 |
高島雄町 |
精米歩合 |
65% |
日本酒度 |
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酸度 |
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アルコール度 |
15度 |
酵母 |
協会9号 |
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