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- S風の森 - 葛城山麓醸造所
酒米農家と、「風の森」を醸す油長酒造が手を取り合い
日本の中山間地における農業、その風景を守る取り組みを2017年からスタート。
風の森が生まれた頃から共に歩み続けてきた秋津穂米。
葛城山麓醸造所、通称 “山麓蔵” はこの秋津穂が育てられる葛城山麓の棚田の真ん中に位置します。
この地は標高が約400mと高く灌漑用水が届かないため
山から湧き出でた山水のみで良質の秋津穂が育つ環境です。
しかし、この地の里山は農家の高齢化や後継不足、農産物の生産性の低さゆえ
近年耕作放棄地などもみられ、その持続性に問題を抱えています。
お酒の力をこの問題に活かしたいという思いで2019年より酒蔵開業準備開始。
ついに2024年に“山麓蔵“を立ち上げることができました。
この“山麓蔵”では、農家、酒蔵、酒屋、消費者が共生する「風の森里山コミュニティ」を創設することで
「里山を100 年先へつなぐ」を実現したいと考えています。
御所市山麓地域に根差し、100年先にこの地の里山をつなぎ
地域の方々と共に歩む酒蔵を目指します。
「風の森里山コミュニティ」
秋津穂を生産して頂いている農家の収入を高め、農業や棚田・里山の持続性に繋げてく仕組みのこと。
従来の農家、酒蔵、酒屋、消費者というそれぞれの立場を、輪のように繋げることで
お互いへの理解を深めあい、共生することで「里山を100年先へつなぐ」という
共通の目的意識を醸成していくものです。
私自身も2017年からこの棚田での田植えや草取り、稲刈りと
微力ではありますがお手伝いをさせて頂いています。
年々増えていくボランティアの輪には驚かされてばかりです。
こうやって深く関わりを持った地域のお米がお酒になるということには
感慨深いものがあります。
“山麓蔵“で造る、風の森の新シリーズ 【S風の森】
「S風の森」の”S”は
SATOYAMA/里山 SCENE/景色 SANROKU/山麓
を表しています。
この美しい棚田の真ん中にある山麓蔵で、醸造家自身が里山と共生し
葛城山麓の地の力を感じながら感覚を研ぎ澄ませ
この地で収穫された秋津穂米でその魅力を余すことなく「S風の森」として表現します。
新たな価値基準 “未来酒度”の提唱
私たちの未来に向けた「S風の森」の提案です。
ここ近年、地球環境の保全や持続可能な未来に向けた行動に世界の人々が注目しています。
お米をつくること、お酒を造ること、お酒を売ること、お酒を飲むことが何に誰にどこに寄与し
私たちの未来にどう影響を与えるのか。
その美味しいは何に貢献しているのか
それらを表現する新しい日本酒の価値基準が”未来酒度”です。
「未来酒度を決める3つの要素」
“未来酒度” は 地球環境の保全や持続可能な未来へ向けた、日本酒の価値基準
1、環境負荷 水、電力の種類、農薬化学肥料の使用量など
2、田んぼの地力 田んぼやその土中の生物の多様性など(土分析による数値化)
3、地域への貢献度 農家への適正な利益配分や、里山への理解や寄付など |
という3つの要素の総合評価によって、星の数で価値基準を表現します。
@S風の森 「葛城山麓産秋津穂+里山基金への寄付(50円/本)+自然エネルギーによる酒造り」
AS風の森 ★ 「@に加え、減農薬による環境負荷の少なさゆえ評価される」
BS風の森 ★★ 「@に加え、農薬化学肥料の不使用による環境負荷の少なさゆえ評価される」
CS風の森 ★★★ 「@Bに加え、田んぼの地力の豊かさ、地域貢献度の高さゆえ評価される」 |
「S風の森」では上記のように、ボトルに未来酒度を表示します。これによってお客様がこのお酒が生ま
れた環境や消費行動が、持続可能な未来に向けた行動かどうかの目安を知ることができます。
「S風の森」 3つの約束
@ 【葛城山麓産 秋津穂】
山麓蔵のある、葛城山麓地域の秋津穂米のみを使用します。
A【食用米程度の精米】
葛城山麓の秋津穂は最高の水、空気、太陽、月、土のエネルギーで栽培された力みなぎるお米。
これら秋津穂米に凝縮されたエネルギーを余すことなくS風の森に変換するため
精米歩合は食べるお米程度で酒造りを行います。
B【奈良酒の伝統技法の応用】
長きにわたる菩提もと研究会での活動、水端での古典技法の再現などから学んだ
そやし水、高温発酵といった奈良酒の伝統技法を応用します。
2024.11.28に蔵元団体J.S.Pが運営するサイト「UTAGE」にてYouTube配信された
「S風の森」の紹介映像を見て頂くと取り組みが非常にわかりやすいです。
宜しければどうぞ!
(6) JSP UTAGE 風の森 - YouTube
油長酒造
S風の森 First Edition 2024
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S風の森 特別栽培米 第一弾!
”里山を100年先へつなぐ”をコンセプトに油長酒造が2024年に新たに立ち上げたブランド「S風の森」。
お酒の力をこの問題に活かしたいという思いで、2024年に棚田の真ん中に葛城山麓醸造所(山麓蔵)を設立。
山麓蔵周辺で収穫された秋津穂米を食用米程度の精米歩合で、奈良の伝統的な醸造方法で醸します。
この「First Edition」は、風の森において特別栽培米の立役者、杉浦英二さん栽培の農薬化学肥料不使用の秋津穂米で造られた「S風の森」になります。
白い葡萄や洋ナシ、口に含むと白い苺のような香りも膨らみます。
上立ちは穏やかながら、液体の中に多層的な香りが閉じ込められている印象です。
Launch Edition と同じく、吉野杉をふんだんに使用した新蔵だからこそ、杉の香りがほどよくレイヤーとして感じられます。
味わいは透明感のある甘味と軽快な酸味がバランスよく調和し、磨いていない米でありながらも非常に瑞々しさが感じられます。
無農薬・無化学肥料という大地のエネルギーを活かして栽培された米だからこそ表現される、葛城山麓地区の大地の魅力・ポテンシャルをしっかりと感じていただける味わいです。
原料米:2023年産 奈良県御所市葛城山麓産秋津穂 特別栽培米
栽培者:杉浦 英二 様
未来酒度:★★
無濾過無加水生酒
S風の森 First Edition 発売記念カード付
※商品のご購入につきましては、蔵元の意向もあり、お一人さま1商品2本までとさせて頂きます。
※2本以上ご希望の場合は、ご相談ください。
※飲食店さまにつきましては通常通りご購入くださいませ。
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原料米 |
秋津穂 |
精米歩合 |
非公開 |
日本酒度 |
非公開 |
酸度 |
非公開 |
アルコール度 |
14度 |
酵母 |
協会7号系 |
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<<ご注意下さい>>
このお酒は【1/11】発売となります。
発売まではご予約として受付させて頂きます。
到着日時のご指定がない場合は入荷次第発送させて頂きます。
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油長酒造
S風の森 Launch Edition 2024
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S風の森 第一弾!
”里山を100年先へつなぐ”をコンセプトに油長酒造が2024年に新たに立ち上げたブランド「S風の森」。
お酒の力をこの問題に活かしたいという思いで、2024年に棚田の真ん中に葛城山麓醸造所(山麓蔵)を設立。
山麓蔵周辺で収穫された秋津穂米を食用米程度の精米歩合で、奈良の伝統的な醸造方法で醸します。
この「Launch Edition」は「S風の森」として初めて世に出るお酒。
山麓蔵の麓の田圃にて減農薬で秋津穂を栽培する静間さんの秋津穂を使用しています。
洋ナシや青いバナナの香りに、吉野杉をふんだんに使用した新蔵だからこそ、杉の香りもほどよくレイヤーとして感じられます。
時間の経過でメロンのような要素も顔を出します。
口に含むと非常に瑞々しく、シャープな口当たりながら、スマートでクリアな味わい。
葛城山麓地区の大地のエネルギーによる複雑味・秋津穂らしい苦みが後口を引き締めます。
ひと口含むと葛城山麓地区の棚田を吹き抜ける風の爽やかさや、太陽が降り注ぐ大地の力強さを感じることが出来る味わいです。
全体として清涼感や透明感があり、低精白とは思えないスマートさがあり、余韻にかけては低精白らしい穀物感や力強さも感じられます。
原料米:2023年産 奈良県御所市葛城山麓産秋津穂
栽培者:静間幸一 様
無濾過無加水生酒
※商品のご購入につきましては、蔵元の意向もあり、お一人さま1商品2本までとさせて頂きます。
※2本以上ご希望の場合は、ご相談ください。
※飲食店さまにつきましては通常通りご購入くださいませ。
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原料米 |
秋津穂 |
精米歩合 |
非公開 |
日本酒度 |
非公開 |
酸度 |
非公開 |
アルコール度 |
15度 |
酵母 |
協会7号系 |
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<<ご注意下さい>>
このお酒は【12/14】発売となります。
発売まではご予約として受付させて頂きます。
到着日時のご指定がない場合は入荷次第発送させて頂きます。
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