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元坂酒造
酒屋八兵衛 Nero 生原酒 2024
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低精白の生もと!
三重県にて文化2年(1805年)の創業以来、伝統ある酒つくりを行ってきた元坂酒造。
このお酒は、元坂酒造で飼っている愛猫ネロ(Nero)の名前を冠したお酒です。
伊勢錦と山田錦を使用した”生もと造り”の生原酒。
精米歩合が80%と高いことで、あまり磨いていない米を業界ではよく”玄(くろ)い米”と言います。
玄い→黒い→黒猫→ネロ
いつかネロをラベルにできればという思いもあった中、こんな連想から現実化しました。
香りには爽やかさ。
デラウェアのような白ブドウ感にほのかな穀物感も感じられます。
口当たりには瑞々しさがあり、フレッシュ。
円みのある、しっとりとした飲み口に、ややドライな酸を伴うふくよかな旨み。
香り同様にデラウェアのような果実感があり、白ワインを彷彿させる味わい。
クリーンな要素はありつつも、余韻にかけて低精白らしい複雑味や穀物感も感じさせます。
しっかりと旨みはありつつも、重たさを感じさせないスムーズな飲み心地です。
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原料米 |
麹:山田錦
掛:伊勢錦 |
精米歩合 |
80% |
日本酒度 |
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酸度 |
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アルコール度 |
15度 |
酵母 |
MK-1 |
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元坂酒造
酒屋八兵衛 山田錦 生もと純米生原酒 2024
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王道な酒造り!
三重県にて文化2年(1805年)の創業以来、伝統ある酒つくりを行ってきた元坂酒造。
このお酒は、三重県産の山田錦を60%にて使用。
生酒らしく鮮やかな果実味、そして秩序のある調和の両立を目指しています。
立ち上がりの良いアグレッシブな酸を得るため、協会701号酵母を選択。
2023BYから”生もと造り”となっています。
王道を凡庸にしない為には紙一重の力加減が必要で、素材となる山田錦が持つ安定した味わいの中、どのように色をつけ個性を確立させるのかをテーマに、生きた微生物の作用が速醸にはない変数を生み出し、予想を上回る酒質になるように、と”生もと酒母”を選択しています。
香りは比較的穏やか。
ほのかに甘やかな麹のニュアンスも感じられます。
口当たりには円みがあり、柔らか。
しっとりとした飲み口に、ややリッチな要素を伴うエキス感。
クリアな味筋ながらも、しっかりと酸や密度感が感じられる味わい。
ほのかな乳酸感に白桃のような果実感を感じるスムーズな仕上がり。
角の少ない、ナチュラルな飲み心地良さが楽しめる味わいです。
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原料米 |
山田錦 |
精米歩合 |
60% |
日本酒度 |
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酸度 |
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アルコール度 |
15度 |
酵母 |
協会701号 |
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元坂酒造
酒屋八兵衛 山田錦 生もと純米生原酒 2023
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王道な酒造り!
三重県にて文化2年(1805年)の創業以来、伝統ある酒つくりを行ってきた元坂酒造。
このお酒は、三重県産の山田錦を60%にて使用。
生酒らしく鮮やかな果実味、そして秩序のある調和の両立を目指しています。
立ち上がりの良いアグレッシブな酸を得るため、協会701号酵母を選択。
2023BYから”生もと造り”となっています。
王道を凡庸にしない為には紙一重の力加減が必要で、素材となる山田錦が持つ安定した味わいの中、どのように色をつけ個性を確立させるのかをテーマに、生きた微生物の作用が速醸にはない変数を生み出し、予想を上回る酒質になるように、と”生もと酒母”を選択しています。
香りは穏やか。
ほのかに甘やかな麹のニュアンスも感じられます。
口当たりには円みがあり、柔らか。
ほんのり甘やかさのある、しっとりとした飲み口に、滑らかでスムーズな旨み。
やや軽やかさはありつつも、ふくよかな旨みや柑橘系の酸がボディを演出。
ほのかに洋ナシのような果実感も感じられます。
角の少ない、ナチュラルな飲み心地良さが楽しめる味わいです。
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原料米 |
山田錦 |
精米歩合 |
60% |
日本酒度 |
+2 |
酸度 |
1.9 |
アルコール度 |
15度 |
酵母 |
協会701号 |
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元坂酒造
酒屋八兵衛 山田錦 純米生原酒 2022
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王道な酒造り!
三重県にて文化2年(1805年)の創業以来、伝統ある酒つくりを行ってきた元坂酒造。
このお酒は、三重県伊賀産の山田錦を60%にて使用。
生酒らしく鮮やかな果実味、そして秩序のある調和の両立を目指しています。
立ち上がりの良いアグレッシブな酸を得るため、協会701号酵母を選択。
普通速醸もとにて生育しました。
甘味旨味のバランスを穏やかに整えることを意識しながらも、ジューシーな果実味を主体として楽しんで頂けるよう、麹は軽めに作り、もろみは急がずに低温管理する事で、後半に失速しがちな7号酵母の弱点をカバーし最後までコントロールできました。
口当たりに感じる透明感のある舌触り、酸味によって支えられる甘味、そして余韻までのボリュームを均一に表現し、山田錦のポテンシャルが大袈裟に出過ぎないよう留意しました。
王道の山田錦を使用しニュートラルに酒造りを行う事で、伊勢錦や雄町など他の酒米のキャラクターが際立ち、酒屋八兵衛の現在地を測る指標としても意義のある酒になったと感じています。
香りは穏やか。
ほのかに爽やかさや麹のニュアンスも少々感じられます。
口当たりには円みがあり、柔らか。
瑞々しく、しっとりとした飲み口に、ややしっかりと感じられる酸。
クリアな味筋ながらも、ふくよかな旨みがあり、リッチな要素はありつつも、ジューシーさやスマートさのある飲み心地。
やや若さもあり、今後の時間経過による変化も楽しみな味わいです。
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原料米 |
山田錦 |
精米歩合 |
60% |
日本酒度 |
-2 |
酸度 |
2.0 |
アルコール度 |
15.8度 |
酵母 |
協会701号 |
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元坂酒造
酒屋八兵衛 伊勢錦 純米生原酒 2023
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飲み飽きない味わい!
三重県にて文化2年(1805年)の創業以来、伝統ある酒つくりを行ってきた元坂酒造。
このお酒は、「伊勢錦」の性質を最大限に引き出し、酒米の個性を皆で共有する為に造られました。
奥深い味わいを保ちつつ、派手な香りを出さないこのお米は、まさに元坂酒造が目指す「飲み疲れ」のない酒質を表現できる最適な原料であり、キレがありながらも「飲み飽きない」その特徴的な余韻を感じることができます。
酵母は三重県産酵母MK-1を使用し、吟醸香は控えめ。
伊勢錦らしい繊細で奥行きのある味わいを基軸として、甘味旨味のバランスを整えることを意識しました。
お酒が若いうちは苦味の余韻を少し感じますが、時間の経過で馴染んで柔らかな後味になります。
香りは比較的穏やか。
ほのかに爽やかさも感じられます。
口当たりには瑞々しさがあり、滑らか。
やや軽やかで、しっとりとした飲み口に、クリアな旨み。
ほのかな甘みに、青っぽさを伴う果実感。
ハーブのようなニュアンスも感じられます。
スマートな味筋ながらも、しっかりとした酸やリッチな旨みが感じられる味わい。
やや若さもあり、今後の変化も楽しみです。
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原料米 |
伊勢錦 |
精米歩合 |
60% |
日本酒度 |
+3 |
酸度 |
1.8 |
アルコール度 |
16度 |
酵母 |
MK-1 |
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元坂酒造
酒屋八兵衛 伊勢錦 純米生原酒 2022
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飲み飽きない味わい!
三重県にて文化2年(1805年)の創業以来、伝統ある酒つくりを行ってきた元坂酒造。
このお酒は、「伊勢錦」の性質を最大限に引き出し、酒米の個性を皆で共有する為に造られました。
奥深い味わいを保ちつつ、派手な香りを出さないこのお米は、まさに元坂酒造が目指す「飲み疲れ」のない酒質を表現できる最適な原料であり、キレがありながらも「飲み飽きない」その特徴的な余韻を感じることができます。
酵母は三重県産酵母MK-1を使用し、吟醸香は控えめ。
伊勢錦らしい繊細で奥行きのある味わいを基軸として、甘味旨味のバランスを整えることを意識しました。
お酒が若いうちは苦味の余韻を少し感じますが、時間の経過で馴染んで柔らかな後味になります。
香りは比較的穏やか。
ほのかに爽やかさも感じられます。
口当たりには瑞々しさがあり、滑らか。
ややリッチな飲み口に、柑橘系の酸を伴うふくよかな旨み。
スマートな味筋ながらも、少々のボディ感や複雑味も感じられる味わい。
やや若さもあり、今後の変化も楽しみです。
2022BYの伊勢錦は天候不順による日照不足、虫害による不稔粒などにより作柄が大変悪く、例年よりも大幅に減収となりました。
それにより、四合瓶の瓶詰はなく、一升瓶のみでのリリースとなっています。
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原料米 |
伊勢錦 |
精米歩合 |
60% |
日本酒度 |
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酸度 |
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アルコール度 |
16度 |
酵母 |
MK-1 |
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元坂酒造
酒屋八兵衛 純米吟醸酒 伊勢錦 30BY
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三重県にて文化2年(1805年)の創業以来、伝統ある酒つくりを行ってきた元坂酒造。
このお酒は、希少な伊勢錦を使用した純米吟醸を加水・火入したもの。
「伊勢錦」とは1860年に開発され、それ以降、近畿圏で広く栽培されていた好適米のようです。
その後、戦時中の米不足や背が高く倒伏しやすいことから、だんだんと栽培されなくなり、昭和25年に姿を消しました。
元坂酒造ではこの「伊勢錦」を復活させるべく譲り受けた種籾を3年がかりで増やし、平成元年にようやくお酒として復活したという、思い入れのあるお米になります。
香りは比較的穏やか。
麹由来のニュアンスも感じられます。
口当たりには柔らかさがありますが、その後、シャープ感のあるタッチからふくよかな米の旨みが広がります。
余韻にかけて、ほのかに穀物的な要素も感じられますが、円みのあるまとまり良い味わいで、飲み心地の良さやキレ味の良さも。
純米吟醸ながら、程よいコクとボリューム感がありつつも、クリアーな要素や上質感も併せ持っています。
冷酒だとキリっとした飲み口、常温・燗でふくよかさが増します。
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原料米 |
伊勢錦 |
精米歩合 |
50% |
日本酒度 |
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酸度 |
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アルコール度 |
15〜16 |
酵母 |
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元坂酒造
酒屋八兵衛 純米大吟醸 雄町 無濾過生原酒 2023
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爽やかな上質感!
三重県にて文化2年(1805年)の創業以来、伝統ある酒つくりを行ってきた元坂酒造。
このお酒は、岡山県赤磐産の雄町を50%にて使用。
雄町らしい個性と酒屋八兵衛らしいバランスを両立させようと、味幅の出やすい雄町をどう「まとめる」のかをテーマに設計しています。
甘みなどの直接的な味わいを控えめに、そして奥ゆかしい旨みの余韻を楽しんで頂けるような酒質を目指しています。
実はこのお酒は2023BYが最後となります。
そんな2023BYは従来の9号酵母からMK-1に変更されています。
香りには爽やかさ。
ほのかにマスカットや洋ナシのニュアンス、ミルキーさも少々感じられます。
口当たりは瑞々しさがあり、滑らか。
やや軽やかでスッキリとした飲み口に、ほんのり甘やかでクリアなエキス感。
洋ナシやパイナップルのような果実感に、爽やかでしっかりとした酸。
雄町らしいコク、ややリッチな要素はありつつも、スマートでジューシーな仕上がり。
食中酒としても活躍する純米大吟醸です。
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原料米 |
雄町 |
精米歩合 |
50% |
日本酒度 |
+2 |
酸度 |
1.3 |
アルコール度 |
15度 |
酵母 |
MK-1 |
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元坂酒造
酒屋八兵衛 純米生原酒 2024
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飲み飽きない味わい!
三重県にて文化2年(1805年)の創業以来、伝統ある酒つくりを行ってきた元坂酒造。
このお酒は山田錦を使用した定番純米の季節限定生原酒バージョン。
通常の純米酒の仕込みよりも麹歩合を数%減らしており、生酒として飲んでバランスの良い酒質になるよう造り分けています。
近年、元坂酒造が醸造テーマに掲げる「過ぎたるは猶及ばざるが如し」。
この言葉は「程度を超えれば不足しているのと同じであり、良くないことである。だからこそ、物事は程よい加減が大切である」という意味を持ち、適度なバランスを保つことが最も重要であるという考え方です。
このコンセプトは、特にこの定番純米酒にふさわしいコンセプトです。
香りは穏やか。
ほのかに爽やかさも感じられます。
口当たりは瑞々しさがあり、フレッシュ。
円みのある滑らかな飲み口に、じんわりと感じられるシャープ感。
青さのある果実、スマートさと共にふくよかな旨み。
ややドライに仕上げられたことで、食事と共に飲み飽きない、飲み疲れない味わいとなっています。
早飲みしても美味しいですが、開栓後の変化や熟成も楽しみな味わいです。
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原料米 |
山田錦 |
精米歩合 |
60% |
日本酒度 |
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酸度 |
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アルコール度 |
15度 |
酵母 |
MK-1 |
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元坂酒造
酒屋八兵衛 純米しぼりたて 生酒 2024
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フレッシュな旨味!
三重県にて文化2年(1805年)の創業以来、伝統ある酒つくりを行ってきた元坂酒造。
このお酒は、新米の五百万石を三重県酵母MK-1で醸した純米酒の”しぼりたて”。
上槽後すぐに瓶詰めし、可能な限り新鮮な状態で瓶詰めされています。
三重県産の新米の五百万石を使用し、”しぼりたて”ならではの瑞々しさと青々しい香りを表現。
柔らかく控えめな甘みと自然な酸味が、渋みや苦みを抑えながらもバランス良く調和し、清らかでフレッシュな味わいを表現しています。
香りは比較的穏やか。
ほのかにマスクメロンなど青い瓜系やマスカット系の爽やかさも感じられます。
口当たりには瑞々しさがあり、フレッシュ。
軽やかさのある優しい飲み口に、キリっとした酸を伴うふくよかな旨み。
香り同様にメロンの様な果実感があり、余韻にかけてリッチな要素も感じられます。
滑らかさや柔らかさを感じる爽やかな仕上がりとなっています。
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原料米 |
五百万石 |
精米歩合 |
55% |
日本酒度 |
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酸度 |
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アルコール度 |
15度 |
酵母 |
MK-1 |
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元坂酒造
酒屋八兵衛 朔旦 生酒 2024
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軽やかでジューシー!
三重県にて文化2年(1805年)の創業以来、伝統ある酒つくりを行ってきた元坂酒造。
このお酒は、酒蔵から望む田圃や山並みをラベルに描き、季節の移ろいを表現した「暦(こよみ)」シリーズ。
商品名の「朔旦(さくたん)」とは、ついたちの朝を意味する言葉。
伊勢では、毎月1日の朝に神宮を参拝する「朔詣(ついたちもうで)」という風習があります。
これまでのひと月に感謝し、これからのひと月を新しい気持ちで過ごせるよう祈念します。
冬にリリースするお酒ということもあり、新年の1月1日に向け、新しい日々への祈りを込め、朔旦と名付けられました。
香りには爽やかさ。
ラムネやマスカットのようなニュアンスも感じられます。
口当たりには瑞々しさがあり、フレッシュ。
軽やかなタッチに、ほんのり甘やかさのあるクリアなエキス感。
香り同様マスカットのような果実感にキリっとした爽やかな酸。
スマートなジューシーさのある飲み心地良い味わい。
軽快に爽やかに飲み進められます。
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原料米 |
山田錦 |
精米歩合 |
50% |
日本酒度 |
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酸度 |
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アルコール度 |
15度 |
酵母 |
協会9号 |
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元坂酒造
酒屋八兵衛 純米酒 八十八夜 生酒 2023
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清涼感ある旨み!
三重県にて文化2年(1805年)の創業以来、伝統ある酒つくりを行ってきた元坂酒造。
このお酒は”酒屋八兵衛 暦(こよみ)シリーズ”の「八十八夜」。
暦シリーズとは、季節によって移ろう蔵周辺の風景を表現したシリーズです。
「八十八夜」は、田圃に水が入り、植え付けて間もない青々とした苗が穏やかな風に揺られる美しい風景を描写したお酒となっています。
山田錦と五百万石を使用した生原酒タイプの純米酒。
酵母は901号を使用し、軽快で爽やかな飲み心地の酒質をイメージしています。
香りは比較的穏やか。
ほのかに爽やかなラムネのようなニュアンスも感じられます。
口当たりには瑞々しさがあり、軽やか。
ややドライなタッチに、密度感のあるエキス感、ビターな旨み。
じんわりと広がるふくよかさと共に、洋ナシのような果実感や青っぽさも少々。
ほろ苦さが良いアクセントとなった、程よいボリュームにメリハリある味わいです。
お酒単品で飲むよりも食事と共に飲みたい、そんなお酒です。
八十八夜とは、立春から数えて八十八日目の夜の事。
この頃になると霜が降りなくなり、種まき後の冷害を受けなくなることから、農事暦のうえで大切な目安とされてきました。
「茶摘み」の歌中にも歌われているのが有名ですが、「八十八」を組み替えると「米」という漢字が出来上がるように、稲作にとっても大切な節目となっています。
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原料米 |
山田錦/五百万石 |
精米歩合 |
60% |
日本酒度 |
+4.5 |
酸度 |
1.3 |
アルコール度 |
15度 |
酵母 |
協会901号 |
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元坂酒造
酒屋八兵衛 純米酒 十五夜 2023
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リッチな円熟した旨み!
三重県にて文化2年(1805年)の創業以来、伝統ある酒つくりを行ってきた元坂酒造。
このお酒は”酒屋八兵衛 暦(こよみ)シリーズ”の「十五夜」。
暦シリーズとは、季節によって移ろう蔵周辺の風景を表現したシリーズです。
「十五夜」は、黄金色に色好づき収穫を待ちわびる田圃、紅葉を迎えた山並みを描写したお酒となっています。
五百万石と山田錦を使用した純米酒。
春先に搾ったお酒を一回火入れ。
その後蔵内で夏を越してから出荷される商品です。
香りは非常に穏やか。
ほのかに穀物や麹由来のニュアンスも感じられます。
口当たりには円みがあり、柔らかなタッチ。
ややシャープさを感じる飲み口に、じんわりと広がるふくよかな旨み。
軽やかさはありつつも、円熟味を伴うコク、ドライでビターな要素があり、食事と共に楽しみたくなる味わい。
八兵衛の中でもクラッシックに寄った仕上がりです。
冷酒よりも常温や燗が似合う味わいです。
十五夜とは、1年で最も美しいとされている「中秋の名月」を鑑賞しながら、実りを感謝する行事です。
徐々に長くなる秋の夜を旬の味覚と共にお楽しみください。
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原料米 |
五百万石・山田錦 |
精米歩合 |
60% |
日本酒度 |
+4.5 |
酸度 |
1.2 |
アルコール度 |
15度 |
酵母 |
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元坂酒造
酒屋八兵衛 暁 〜AKATSUKI〜 2020
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閉塞的な日々の夜明けを願って!
三重県にて文化2年(1805年)の創業以来、伝統ある酒つくりを行ってきた元坂酒造。
このお酒は明るい日常を願って醸されたお酒です。
度重なる緊急事態宣言や蔓延防止措置による時短要請や酒類の提供禁止などによって、夜明けまでの時間が随分長く感じられるようになってしまいました。
この閉塞的な日々の夜明けを願ってリリースされたのが、この「暁」です。
60%精米で醸造されたお酒の一回火入れ。
香りには爽やかさ。
ほのかにラムネのニュアンスも感じられます。
口当たりには瑞々しさがあり、ややスッキリとした飲み口。
透明感のあるスマートな旨みに、ジューシーな甘やかさ。
洋ナシやマスカットのような果実感に、少々のほろ苦さがアクセント。
やや若さはありつつも、飲み心地よく仕上がっています。
空が白んで朝霧が徐々にピンク色に染まる夜明け前。
「暁」と表現されるその数分間は、静かな夜の終わりと、新たな一日への希望を抱かせてくれます。
草木は煌めき、鳥が自由に歌い飛び回るその一刻。
長い夜、困難な状況が明けた暁には、希望と笑顔に満ちた日々が取り戻せますように。
お酒を愛してくださる全ての皆さまへ。
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原料米 |
非公開 |
精米歩合 |
60% |
日本酒度 |
非公開 |
酸度 |
非公開 |
アルコール度 |
15度 |
酵母 |
非公開 |
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元坂酒造
KINO/帰農 2021
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全ての産業は農に帰する!
元坂酒造が取り組んでいる無農薬での米作り。
多気町相鹿瀬(おうかせ)地区に1町歩の田圃をお借りし、在来品種である「伊勢錦」を植え付けています。
文明の利器を持たず自然に立ち向かうには力量不足で、初年度の2020年の収穫量は一反あたり約2俵と散々な結果となりました。
その希少な無農薬伊勢錦は、2021年2月に生もと純米酒として醸造。
KINOとしての初ヴィンテージとなる2020BYのお酒となりました。
酒造り、1本の仕込みがだいたい 40日くらいで完結します。生もと系酒母の場合はプラス20日で60日くらい。
さらにプラス120日は、田植えから収穫まで。
苗を植えてから180日の旅をした伊勢錦が、このお酒となります。
香りは非常に穏やか。
ほのかに麹やトロピカルフルーツのようなニュアンスも感じられます。
口当たりには瑞々しさがあり、滑らか。
ややビターなタッチに、しっかりとした酸を伴う穀物感や複雑味。
じんわりと広がるふくよかな米の旨みと共にドライフルーツのような雰囲気。
リッチなエキス感やボリューム感もあり、今後の熟成を期待させる味わい。
穏やかで派手さのない味わいながら、飲み飽きしない食事に寄り添うお酒。
幅広い温度帯でお楽しみ頂けます。
山に降った雨が木々に集められ、川を流れ、海に注ぎ、蒸発し雲となってまた雨が降る。
永遠に続く水の循環の中に私たちの田圃もあり米を育て、米と水が混ざり酒ができる。
酒は生活の糧として人々の英気を養い、それぞれの生業に向かう活力源となる。
人間は肥料や農薬によってこの勝負に勝てるようになってきましたが、それらを放棄する無農薬無施肥での米作りは、まさに自然と向き合う事。
厳しい条件の中で、太陽と水、大地の力によって育まれた米はまさに「恵み」であり、尊い。
三重県多気郡の自然環境に長い歴史をかけ順応してきた土着品種である「伊勢錦」、本州で最も降水量の多い紀伊半島東側に流れる「宮川」、その宮川が侵食した事で形成された土地で作られた米と、その水で醸す酒。
技術や設備の力に依存せず、この環境でしか造れない酒を表現したい。
「再現不可能な魅力」が、嗜好品として選ばれる理由になって欲しいと考えます。
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原料米 |
伊勢錦 |
精米歩合 |
80% |
日本酒度 |
非公開 |
酸度 |
非公開 |
アルコール度 |
16度 |
酵母 |
非公開 |
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元坂酒造
KINO/帰農 2020
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全ての産業は農に帰する!
元坂酒造が取り組んでいる無農薬での米作り。
多気町相鹿瀬(おうかせ)地区に1町歩の田圃をお借りし、在来品種である「伊勢錦」を植え付けています。
文明の利器を持たず自然に立ち向かうには力量不足で、2020年の収穫量は一反あたり約2俵と散々な結果となりました。
その希少な無農薬伊勢錦は、2021年2月に生もと純米酒として醸造を開始。
酒造り、1本の仕込みがだいたい 40日くらいで完結します。生もと系酒母の場合はプラス20日で60日くらい。
さらにプラス120日は、田植えから収穫まで。
2020年5月にまだ頼りない苗を植えてから180日の旅をした伊勢錦が、2021年3月、ついに酒となりました。
香りは非常に穏やか。
ほのかにグレープフルーツなど爽やかなニュアンスも感じられます。
口当たりには円みがあり、しっとり。
柔らかさのある飲み口に、少々のビター感やシャープ感。
じんわりと広がるふくよかな米の旨み、心地よく感じられる酸。
少々の穀物感をアクセントに、飲み心地のよいナチュラルな味わい。
穏やかで派手さのない味わいながら、飲み飽きしない食事に寄り添うお酒。
幅広い温度帯でお楽しみ頂けます。
山に降った雨が木々に集められ、川を流れ、海に注ぎ、蒸発し雲となってまた雨が降る。
永遠に続く水の循環の中に私たちの田圃もあり米を育て、米と水が混ざり酒ができる。
酒は生活の糧として人々の英気を養い、それぞれの生業に向かう活力源となる。
人間は肥料や農薬によってこの勝負に勝てるようになってきましたが、それらを放棄する無農薬無施肥での米作りは、まさに自然と向き合う事。
厳しい条件の中で、太陽と水、大地の力によって育まれた米はまさに「恵み」であり、尊い。
三重県多気郡の自然環境に長い歴史をかけ順応してきた土着品種である「伊勢錦」、本州で最も降水量の多い紀伊半島東側に流れる「宮川」、その宮川が侵食した事で形成された土地で作られた米と、その水で醸す酒。
技術や設備の力に依存せず、この環境でしか造れない酒を表現したい。
「再現不可能な魅力」が、嗜好品として選ばれる理由になって欲しいと考えます。
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原料米 |
伊勢錦 |
精米歩合 |
65% |
日本酒度 |
非公開 |
酸度 |
非公開 |
アルコール度 |
16度 |
酵母 |
非公開 |
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元坂酒造
KINO2 2022
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全ての産業は農に帰する!
元坂酒造が取り組んでいる無農薬での米作り。
多気町相鹿瀬(おうかせ)地区に1町歩の田圃をお借りし、在来品種である「伊勢錦」を植え付けています。
文明の利器を持たず自然に立ち向かうには力量不足で、2020年の収穫量は一反あたり約2俵と散々な結果となりました。
その希少な無農薬伊勢錦は、2021年2月に生もと純米酒として醸造を開始。
酒造り、1本の仕込みがだいたい 40日くらいで完結します。生もと系酒母の場合はプラス20日で60日くらい。
さらにプラス120日は、田植えから収穫まで。
2020年5月にまだ頼りない苗を植えてから180日の旅をした伊勢錦が、2021年3月、ついに「KINO」という酒となりました。
この「KINO2」は、「KINO」の慣行栽培バージョン的な位置付けのお酒です。
「KINO」では無農薬栽培を前面に打ち出したお酒としていました。
もちろん無農薬栽培で栽培されたお米には魅力もストーリーもありますが、それだけがクローズアップされ、無農薬栽培だけがスポットを浴びることに対して疑問も感じるようになりました。
現在の農業において大半占める慣行栽培が決して悪い訳ではないのにと・・・
そんな想いから、慣行栽培のお米を使用した「KINO」、「KINO2」をリリースすることとなりました。
香りは非常に穏やか。
ほのかに麹のニュアンスも感じられます。
口当たりには円みがあり、しっとり。
やや密度感を感じるリッチな飲み口に、ほのかな穀物感を伴うふくよかな旨み。
旨みたっぷりな味わいながらも、嫌な雑味は少なく、スマートなボリューム感。
ナチュラル感があり、引っ掛かりが少なく、飲み心地良い仕上がりです。
【蔵元より】
昨年度よりも硬い米質で溶けにくく、味のノリが心配でした。
しかし弊社では無理に溶かそうとせず、我慢強く発酵を進める事でアミノ酸による雑味を減らし、甘味と酸味をクッキリと中心に配置する事で満足感のある飲み口になるよう設計をしました。
伊勢錦らしい繊細な甘味と奥行きのある余韻をバランス良く感じて頂ける味わいになっています。
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原料米 |
伊勢錦 |
精米歩合 |
65% |
日本酒度 |
非公開 |
酸度 |
非公開 |
アルコール度 |
16度 |
酵母 |
非公開 |
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元坂酒造
KINO2 2021
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全ての産業は農に帰する!
元坂酒造が取り組んでいる無農薬での米作り。
多気町相鹿瀬(おうかせ)地区に1町歩の田圃をお借りし、在来品種である「伊勢錦」を植え付けています。
文明の利器を持たず自然に立ち向かうには力量不足で、2020年の収穫量は一反あたり約2俵と散々な結果となりました。
その希少な無農薬伊勢錦は、2021年2月に生もと純米酒として醸造を開始。
酒造り、1本の仕込みがだいたい 40日くらいで完結します。生もと系酒母の場合はプラス20日で60日くらい。
さらにプラス120日は、田植えから収穫まで。
2020年5月にまだ頼りない苗を植えてから180日の旅をした伊勢錦が、2021年3月、ついに「KINO」という酒となりました。
この「KINO2」は、「KINO」の慣行栽培バージョン的な位置付けのお酒です。
「KINO」では無農薬栽培を前面に打ち出したお酒としていました。
もちろん無農薬栽培で栽培されたお米には魅力もストーリーもありますが、それだけがクローズアップされ、無農薬栽培だけがスポットを浴びることに対して疑問も感じるようになりました。
現在の農業において大半占める慣行栽培が決して悪い訳ではないのにと・・・
そんな想いから、慣行栽培のお米を使用した「KINO」、「KINO2」をリリースすることとなりました。
香りは穏やか。
ほのかに爽やかさ、グレープフルーツのようなニュアンスも感じられます。
口当たりには円みがあり、柔らか。
やや軽やかさのある、しっとりとした飲み口に、じんわりと広がるふくよかな旨み。
ほのかな甘みに、爽やかな柑橘系の酸。
味わいはありつつも、クリアな要素があり、ナチュラルな飲み心地良さです。
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原料米 |
伊勢錦 |
精米歩合 |
60% |
日本酒度 |
非公開 |
酸度 |
非公開 |
アルコール度 |
16度 |
酵母 |
非公開 |
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元坂酒造
Talkin' Loud 2023
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グラス1杯の驚きを!
このお酒は、技術的な選択肢を増やす事、醸造に対して新たな知見を広げる事、醸造家としての知的好奇心を満たす事を目的に、酒屋八兵衛やKINOとは違う少し鮮やかな酒質を目指した、グラス一杯に驚きを感じて頂こうという試験醸造酒として2021BYに初めて醸造したお酒。
三重県酵母「MLA-12」というリンゴ酸高生産酵母を使用し、爽やかな酸味を特徴としたお酒を目指しました。
高い酸味に対して糖分を残す事で甘/酸のバランスを重視。
さらにアルコール分を通常よりも低く設計し、飲み口の軽さ、爽やかさを演出しています。
香りは比較的穏やか。
ほのかにトロピカル感も感じられます。
口当たりは瑞々しさがあり、軽やか。
ほんのり甘やかさのあるクリアな飲み口に、白ブドウやライチ、グレープフルーツのような果実感。
リンゴ酸の爽やかな酸を伴うジューシーな甘酸っぱさで、酸味はありつつも甘みとバランスを取った、円やかでスムーズな味わい。
スッキリとした後味で、軽快にサクサクと飲み進められるスマートな飲み心地良さです。
商品名のTalkin’Loudは、ミスターダイナマイトでお馴染み、James Brown の曲名が由来となっている Acid Jazz のムーブメントから。
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原料米 |
非公開 |
精米歩合 |
非公開 |
日本酒度 |
-8 |
酸度 |
3.1 |
アルコール度 |
14度 |
酵母 |
MLA-12 |
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元坂酒造
酒屋八兵衛 常若
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伊勢の日本酒!
三重県にて文化2年(1805年)の創業以来、伝統ある酒つくりを行ってきた元坂酒造。
このお酒は、伊勢光というお米を使用した、純米大吟醸スペックのお酒。
伊勢神宮は20年毎に生まれ変わる。
その再生は永遠に繰り返され、常若という言葉に表現された、古くて新しいという永続性、遠い過去からのメッセージを未来に伝えています。
新しくて、いつも変わらない、そんな日本酒です。
香りには穏やかさ。
ほのかに爽やかさも感じられます。
口当たりには円みがあり、柔らか。
やや軽やかで、しっとりとした飲み口に、ほんのり甘やかでクリアなエキス感。
爽やかな酸にマスカット系の果実感。
ふくよかな旨みと共にスマートな印象を感じる飲み心地よさです。
常温でも美味しいですが、冷やしてお飲み頂くと、より爽やかにお楽しみ頂けます。
香りも控えめで、お食事との相性も良いです。
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原料米 |
伊勢光 |
精米歩合 |
40% |
日本酒度 |
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酸度 |
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アルコール度 |
16度 |
酵母 |
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元坂酒造
酒屋八兵衛 純米大吟醸 饌(せん)
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純米大吟醸出品酒!
三重県にて文化2年(1805年)の創業以来、伝統ある酒つくりを行ってきた元坂酒造。
このお酒は、全国新酒鑑評会に出品する純米大吟醸を、そのまま商品化した贅沢なお酒です。
元坂酒造では、これまで頻繁には鑑評会には出品していませんでしたが、現在は酒造技術向上を目的として出品に取り組んでいます。
その中でも、良い成績を残すことが難しいとされている純米酒で出品することで、市販する純米酒の技術向上に繋がると考えています。
35%精米の三重県産山田錦を使用し、原料処理から製麹、もろみまで厳密に管理して醸されたお酒となっています。
香りは比較的穏やか。
ほのかに爽やかな吟醸香も感じられます。
口当たりには瑞々しさがあり、円やか。
ほんのり甘やか、柔らかさを伴う透明感のある飲み口。
マスカットのような果実感を感じるジューシーさと共に、品の良いナチュラルな米の旨みも楽しめます。
爽やかで飲み心地の良い、食中酒としても活躍する純米大吟醸となっています。
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原料米 |
山田錦 |
精米歩合 |
35% |
日本酒度 |
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酸度 |
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アルコール度 |
16度 |
酵母 |
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