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ラディコン |
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RADIKON |
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環境に配慮した超ナチュラルワイン |
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オスラーヴィアで戦後間もなく、スタニスラオ・ラディコンの祖父によって始められたワイナリー。
1980年からスタニスラオ(スタンコ)にワイナリーは委譲され、それまで桶売りしていたワインを自らボトリングを始めます。
1980年代後半までは培養酵母を添加、ステンレスタンクで温度管理をしながらの醗酵といった当時“伝統的”とされてきた手法を採用し、80年代後半からは小樽での醗酵・熟成こそがクオリティの高い白を造る為には重要だと考えるようになります。
しかし、赤ワインのほうが白よりも複雑(偉大)であると、ほぼ無意識の世界でそういった思い込み(認識)があり、それに疑問を感じたのが94-95年頃。
加えて、彼の住む土地コッリオは伝統的に白の生産地域。複雑で、なおかつ自然な造り&味わいの白を造ろうと考えた時、「だったら、赤みたいに白を造っちゃえばいいんじゃね?そもそも、ブドウの皮の色の違いで、造り方が違う事自体変なんだよ。昔は白だってそうやって造っていたんだし、皮ごとの方が醗酵もスムーズに進むはずだし、ますます培養酵母なんかに頼る理由がなくなるじゃんか!」というわけで95年、リボッラ
ジャッラで皮ごとの醗酵を試験的に行います。
バリックを縦置きにして、樽の丸い板の部分をぶち抜いて作った即席の開放式醗酵槽だったので生産量も300本程度。
96年、白ワインの全生産量に対してマセレーションを開始(1週間程度)。
そして、土着品種であるリボッラ ジャッラにこそスポットライトを当ててあげなければならない考えるようになり、リボッラ以外のブドウ(シャルドネ、ソーヴィニョン、ピノグリージョ、00
まではトカイも若干)は全て混醸し、オスラーヴィエ(彼の住む村の名前、オスラーヴィアのスロヴェニア語表記)という名前でリリース。
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97年頃から大樽で3年熟成させるようになり、マセレーションの期間もアルコール醗酵の最後まで行うように。通常のキュベ用のブドウよりもより長く樹上で追熟させたブドウで仕込んだワインは古バリックで4年以上熟成させ、5年以上の瓶内熟成を経て、同年に生まれたスタンコの次女の名を冠してリゼルヴァ イヴァーナとしてリリース。
99年、00年とオスラーヴィエの一部極少量を酸化防止剤完全無添加でボトリング、その結果で確証を得たスタンコは段階的に本数を増やし、02からは全生産量を無添加でボトリング(メルローは99か00から無添加)。
長期間の醸し醗酵による、ブドウから最大限の抽出を行うようになってから、タンニンを丸くするために樽での熟成期間も長くし、ボトリングしてからも香り味わいが花開くのを待つために、ビン熟成も長く取るようになります。
「白ワインとはいえランチに2人で750mlは多いなー。だけど375mlだと少しもの足りない…。」と思ったりすることありますよね?ラディコンはそこから「特に自分の造るようなワインこそ、500mlにしたらもっと活躍の場があるはずだ!!」とこの2つのサイズでのリリースを思いついたんだそうです
そしてラディコンはサイズを変えること以外にも、年々減っている良質な天然コルクが今後さらに入手困難になることを危惧して、コルク業者に今までにない小さなコルクを、瓶業者に今までにない小さな口径の瓶を開発してもらい、エディ・カンテと共に“良質な天然コルクをより多く確保していこう!”という趣旨のプロジェクトを発足しました。
(インポーター資料より抜粋) |
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【ワイナリーより】
私たちのワイナリー哲学は常に、大地と環境に最大限の敬意を払った、自然なワインを造ることでした。
1995年以降、畑では化学肥料の使用をやめ、葡萄の木への薬剤散布も必要最低限まで減らし
消費者の健康に有害でないと保障できる製品のみを使用しています。
数年後には正真正銘の無農薬有機葡萄を生産することができるようになるでしょう。
ここ数年で私たちのワインの醸造方法は、劇的に
ともすると多くの消費者に受け入れられにくい方向へと変化してきました。
だからこそ、ボトルを開けた時にどんなタイプのワインを皆さんが目の前にすることになるのか
概略だけでも説明しておきたいのです。
適切な時期に葡萄を間引くことで、葡萄の収量を1ヘクタールあたり5トン以下にします。
完熟した葡萄はワイナリーへ運ばれ、除梗し木製の発酵槽へと移され
日に4回の攪拌をしながらマセレーション(醸し)を行います。
つまり、白葡萄にも赤ワインを造る時と同様の醸造方法を採用していることを意味し
白には10-12日間の、赤には3週間のマセレーションを行います。
この醸造方法では、白がとても濃い色を呈するのはいたって普通のことであり
決して酸化しているわけではありません。
ワインが少し濁っている場合があるかもしれませんが
これは葡萄畑と同様の哲学をワイナリーで実践しているからで
いかなる化学薬品もフィルタリングも採用しないためです。
ワインは色が濃い以外に、香りの上でも味覚の上でも豊かで複雑
と同時に消化しやすく健康によいものとなっています。
こうして造られたワインはアンティパストから肉料理まで多くの料理と合わせることができます。
白は15℃、赤は18℃くらいで飲まれること、冷蔵庫で保存されないことをお勧め致します。
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Ribolla Gialla
ラディコン リボッラ・ジャッラ 有機栽培 |
大地と環境に最大限の敬意を払った、自然なワインを造ることを哲学とし、白葡萄にも赤ワインを造る時と同様の醸造方法を採用。
白・赤共に長期間ののマセレーションを行い、長期貯蔵の後にリリースされます。
いかなる化学薬品もフィルタリングも採用しないため、ワインは色が濃い以外に、香りの上でも味覚の上でも豊かで複雑と同時に消化しやすく健康によいものとなっています。
このワインは、無農薬のリボッラ・ジャッラを使用した白ワイン。
土着品種であるリボッラ・ジャッラにこそスポットライトを当ててあげなければならないと考えるようになり、1995年くらいから商品化されたワインになります。
完熟した葡萄を時間をかけて醸造することで、葡萄のエキス感が詰まった味わいとなり、白ワインながらマセレーションを行うことで、色の濃いワインとなります。
口当たりは柔らかく、円みのある酸味と凝縮されたエキス感が広がるボリュームのある味わい。
しっかりとしたボディ感、落ち着いたタンニンは感じられるものの、飲み心地は非常に良く、ナチュラルな果実味が詰まった心地よい味わいです。
濃厚さとは裏腹にサクサク飲み進められる、極上の食中酒です。 |
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原産国 |
イタリア |
地方 |
フリウリ |
色 |
白 |
品種 |
リボッラ・ジャッラ100% |
タイプ |
辛口 |
容量 |
500ml・1000ml |
アルコール度数 |
13% |
飲み頃温度帯 |
14〜18度 |
土壌 |
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AOC |
IGT |
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Oslavie
ラディコン オスラーヴィエ 有機栽培 |
大地と環境に最大限の敬意を払った、自然なワインを造ることを哲学とし、白葡萄にも赤ワインを造る時と同様の醸造方法を採用。
白・赤共に長期間ののマセレーションを行い、長期貯蔵の後にリリースされます。
いかなる化学薬品もフィルタリングも採用しないため、ワインは色が濃い以外に、香りの上でも味覚の上でも豊かで複雑と同時に消化しやすく健康によいものとなっています。
このワインは、無農薬のシャルドネ、ソーヴィニョン、ピノ・グリージョを使用した白ワイン。
95年(94?)まではシャルドネ、ソーヴィニョンなどの国際的な品種も単一で醸造、ボトリングしていましたが、土着品種であるリボッラ・ジャッラにこそスポットライトを当ててあげなければならない考えるようになり、リボッラ以外のブドウ(シャルドネ、ソーヴィニョン、ピノ・グリージョ、00まではトカイも若干)は全て混醸し、オスラーヴィエ(彼の住む村の名前、オスラーヴィアのスロヴェニア語表記)という名前でリリースするようになりました。
完熟した葡萄を時間をかけて醸造することで、葡萄のエキス感が詰まった味わいとなり、白ワインながらマセレーションを行うことで、色の濃いワインとなります。
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原産国 |
イタリア |
地方 |
フリウリ |
色 |
白 |
品種 |
シャルドネ
ソーヴィニョン
ピノ・グリージョ |
タイプ |
辛口 |
容量 |
500ml・1000ml |
アルコール度数 |
13.5% |
飲み頃温度帯 |
14〜18度 |
土壌 |
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AOC |
IGT |
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JAKOT
ラディコン ヤーコット 有機栽培 |
大地と環境に最大限の敬意を払った、自然なワインを造ることを哲学とし、白葡萄にも赤ワインを造る時と同様の醸造方法を採用。
白・赤共に長期間ののマセレーションを行い、長期貯蔵の後にリリースされます。
いかなる化学薬品もフィルタリングも採用しないため、ワインは色が濃い以外に、香りの上でも味覚の上でも豊かで複雑と同時に消化しやすく健康によいものとなっています。
このワインは、無農薬のトカイ・フリウラーノを使用した白ワイン。
2001年に初めて単一でボトリングしたトカイ・フリウラーノ(現フリウラーノ)が、その濃い色調やら何やらで、”トカイ・フリウラーノという品種が持つべき特徴が備わっていない”とのことで、CollioDOC(原産地呼称)をもらえず、表ラベルにブドウ品種名を表記することができなくなります。
畑でも誠実な仕事をし、セラーでもその土地で獲れたブドウに対してできる限り人為的な関与を避けるようにして造られたワインが、その土地の名前も使われたブドウ品種も表記できない・・・。
加えて、ハンガリーとのトカイという名前を巡る裁判に敗れ、Tocaiと表記できなくなることも決まっていたそんな時、スタンコに素敵なアイデアが浮かびます。Tokaj(スロヴェニア語表記)を逆から書いてJakotって名前にしよう。
人(というより組織)をおちょくったネーミングが、同じようなフィロソフィーでワインを造る造り手たちにバカ受けします。
完熟した葡萄を時間をかけて醸造することで、葡萄のエキス感が詰まった味わいとなり、白ワインながらマセレーションを行うことで、色の濃いワインとなります。
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原産国 |
イタリア |
地方 |
フリウリ |
色 |
白 |
品種 |
フリウラーノ100% |
タイプ |
辛口 |
容量 |
500ml・1000ml |
アルコール度数 |
13.5% |
飲み頃温度帯 |
14〜18度 |
土壌 |
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AOC |
IGT |
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Modri
ラディコン モードリ 有機栽培 |
大地と環境に最大限の敬意を払った、自然なワインを造ることを哲学とし、白葡萄にも赤ワインを造る時と同様の醸造方法を採用。
白・赤共に長期間ののマセレーションを行い、長期貯蔵の後にリリースされます。
いかなる化学薬品もフィルタリングも採用しないため、ワインは色が濃い以外に、香りの上でも味覚の上でも豊かで複雑と同時に消化しやすく健康によいものとなっています。
このワインは、無農薬のピノ・ネーロを使用した赤ワイン。
Modriはスロヴェニア語でのピノ・ネーロの呼び名。
ラディコンは、ピノ・ネーロをスロヴェニア側に所有する畑で以前から栽培していたのですが、収量が少なかったり単体で仕込む意味のあるテンションがないと判断して、メルローと混醸ないしブレンドされていました。
そんなピノ・ネロを単体で仕込んだのが、このモードリ。
もちろんポテンシャル、クオリティーも素晴らしいです。
タンニンは控えめで円みがあり、エレガントさと飲み心地の良さを兼ね備えた、上質な赤ワインです。
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原産国 |
イタリア |
地方 |
フリウリ |
色 |
赤 |
品種 |
ピノ・ネーロ100% |
タイプ |
ミディアム |
容量 |
500ml・1000ml |
アルコール度数 |
14% |
飲み頃温度帯 |
14〜18度 |
土壌 |
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AOC |
IGT |
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Merlot 1999
ラディコン メルロー 1999 有機栽培 |
大地と環境に最大限の敬意を払った、自然なワインを造ることを哲学とし、白葡萄にも赤ワインを造る時と同様の醸造方法を採用。
白・赤共に長期間ののマセレーションを行い、長期貯蔵の後にリリースされます。
いかなる化学薬品もフィルタリングも採用しないため、ワインは色が濃い以外に、香りの上でも味覚の上でも豊かで複雑と同時に消化しやすく健康によいものとなっています。
このワインは、無農薬のメルローを使用した赤ワイン。
厳選されたメルローを出来る限り遅摘み。
長期のマセレーションと最低5年の樽熟成を経てリリースされます。
そして、この1999年は、超長期熟成されたものになりますね。
香りにはアマローネのようなニュアンスがあり、やや褐色を帯びた色調。
口当たりには柔らかさや優しさがあり、しっかりと溶け込んだタンニンには全くの嫌味がなく、角のないシルキーな飲み心地。
長期の熟成によるタバコのようなニュアンスと共にナチュラルで上質な果実味が広がります。
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原産国 |
イタリア |
地方 |
フリウリ |
色 |
赤 |
品種 |
メルロー100% |
タイプ |
ミディアム |
容量 |
500ml・1000ml |
アルコール度数 |
14% |
飲み頃温度帯 |
14〜18度 |
土壌 |
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AOC |
IGT |
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Oslavje Fuori dal Tempo
ラディコン オスラーヴィエ・フオーリ・ダル・テンポ 有機栽培 |
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大地と環境に最大限の敬意を払った、自然なワインを造ることを哲学とし、白葡萄にも赤ワインを造る時と同様の醸造方法を採用。
白・赤共に長期間ののマセレーションを行い、長期貯蔵の後にリリースされます。
いかなる化学薬品もフィルタリングも採用しないため、ワインは色が濃い以外に、香りの上でも味覚の上でも豊かで複雑と同時に消化しやすく健康によいものとなっています。
2000年ヴィンテージ以降、D.O.C.ではなくなってしまったスタンコのワインは、リゼルヴァを名乗ることができなくなってしまい、それに代わる言葉をずっと考えていました。
そんなとある日、スタンコの友達に飲ませた時に、友達の口から出てきた言葉が、“Fuori dal Tempo!(時間の概念を超越してる!)”だったそうで、それがそのままワインの名前になりました。
圧倒的なヴォリューム、果実味があるにもかかわらずザクザク進む危険なワインで、ラディコン史上最高傑作の1つですし、イタリアワイン史にも名を刻むワインだと思います。
価格を見ると躊躇してしまいますが、それを超越するパフォーマンスを感じさせてくれる味わいとなっています。
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原産国 |
イタリア |
地方 |
フリウリ |
色 |
白 |
品種 |
ソーヴィニヨン
シャルドネ |
タイプ |
辛口 |
容量 |
750ml |
アルコール度数 |
14% |
飲み頃温度帯 |
14〜18度 |
土壌 |
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AOC |
IGT |
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Slatnik 2012
ラディコン スラトニック 2012 有機栽培 |
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大地と環境に最大限の敬意を払った、自然なワインを造ることを哲学とし、白葡萄にも赤ワインを造る時と同様の醸造方法を採用。白には10-12日間の、赤には3週間のマセレーションを行います。
いかなる化学薬品もフィルタリングも採用しないため、ワインは色が濃い以外に、香りの上でも味覚の上でも豊かで複雑と同時に消化しやすく健康によいものとなっています。
このワインは現当主の息子であるサシャの企画で商品化された、セカンドワイン的な位置づけのワインになります。
通常の白よりもマセレーションの期間を短めにすることで、やや軽快に仕上げられています。
色調はやや濃いめの黄金色。
芳醇で濃厚な甘やかさ、複雑性のある香り。
円やかさのある口当たりにジューシー感のある果実味と爽やかな酸味。
ドライでありながらも凝縮された旨みがあり、セカンドとは思えない完成度の高い仕上がりです。
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原産国 |
イタリア |
地方 |
フリウリ |
色 |
白 |
品種 |
シャルドネ
ソーヴィニヨン |
タイプ |
辛口 |
容量 |
750ml |
アルコール度数 |
14% |
飲み頃温度帯 |
15度 |
土壌 |
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AOC |
IGT |
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Pinot Grigio 2012
ラディコン ピノ・グリージョ 2012 有機栽培 |
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大地と環境に最大限の敬意を払った、自然なワインを造ることを哲学とし、白葡萄にも赤ワインを造る時と同様の醸造方法を採用。白には10-12日間の、赤には3週間のマセレーションを行います。
いかなる化学薬品もフィルタリングも採用しないため、ワインは色が濃い以外に、香りの上でも味覚の上でも豊かで複雑と同時に消化しやすく健康によいものとなっています。
このワインは現当主の息子であるサシャの企画で商品化された、セカンドワイン的な位置づけのワインになります。
通常の白よりもマセレーションの期間を短めにすることで、やや軽快に仕上げられています。
色調はやや濃いめロゼ褐色。
芳醇でアールグレイのようなニュアンスを持つ複雑性ある香り。
ややシャープ感のあるミネラル感と酸味。
ドライ傾向ながら、ふくよかな果実味・エキス感があり、エキゾチックな印象も感じられます。
飲み心地の良さの中に旨みの凝縮感があり、セカンドとは思えない完成度の高い仕上がりです。
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原産国 |
イタリア |
地方 |
フリウリ |
色 |
白 |
品種 |
ピノ・グリージョ100% |
タイプ |
辛口 |
容量 |
750ml |
アルコール度数 |
13.5% |
飲み頃温度帯 |
15度 |
土壌 |
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AOC |
IGT |
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