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パーチナ |
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PACINA |
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古くからの循環型有機農業を実践♪ |
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パーチナのステーファノとジョヴァンナ夫妻。
パーチナは900年代には修道院だったところで
シエナに住んでいたジョヴァンナの曾祖父が屋敷を含む60ヘクタールにも及ぶ地所を購入したのがはじまり。
キャンティの某有名ワイナリーで醸造家として働いていたミラノ出身のステーファノは
当時同僚だったレ・ボンチエのジョヴァンナ・モルガンティを介してジョヴァンナ(パーチナの)と知り合い、
2人はのちに結婚します。
その後、別の大手ワイナリーで醸造部門の責任者として働いていましたが
経営体質に嫌気が差し、このワイナリーを去ることにします。
彼自身、それまではビジネスとして、”売れる” ワインを醸造してきたわけですが
醸造家という立場にありながら、パーチナで行われている農業のあり方に非常に共感を覚え
そのブドウでワインを醸すことを決意します。
それまでは量り売りないし桶売りしていたワインを、1987年からボトリングを開始します。
パーチナで行われている農業とはというと
環境問題やエコシステムについて研究する学者で
Legambienteという環境保護団体の創始者の1人でもあったジョヴァンナの父は
かつては普通に行われてきた農業形態の重要性を説き、それをパーチナでも実践します。
森を残し、耕作地全てをブドウやオリーヴ畑にするのではなく
穀物など様々な作物を育てることでパーチナという地所内でのモノカルチャーを避け
広大な土地を利用して常に休閑地を設けることで、地力の回復を図り…
つまり、ブドウ畑だったところを数年、もしくは数十年は休閑地もしくは他の作物用の畑として利用した後に
再びブドウ畑として以降数十年は利用して、また休閑地にして…ということをやっているというのです。
それは、1000年以上前に修道院ができ、周りを開墾して畑を作った時から全く変わらない考え方で
農業を行っているということになります。
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PACINA 2015
パーチナ パーチナ 2015 有機栽培 |
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エレガントな飲み心地良さ!
キャンティの南東部にあるワイナリー。
西暦900年代に修道院として建てられた建物とその当時に開墾された葡萄畑や畑、森など40haの敷地に、17世紀にティエッツィ家が住みつき、現在に至ります。
畑では17世紀に彼らの祖先が行っていたであろう、循環型の有機農業を実践。ボルドー液以外の薬剤は一切使用せず、ワイナリーでも野生酵母を使って、セメントのタンクで温度管理することなくマセレーションを行ない、ノンフィルターでボトリング。二酸化硫黄の添加はボトリング前に極少量を使用するのみです。
2008年までは「キャンティ コッリ セネージDOCG」としてリリースされていた彼らのフラッグシップワイン。
酷暑だった2009年に、"遊離亜硫酸塩(酸化防止剤)の量が少ない"という理由でキャンティの官能検査を落とされたことをきっかけにDOCGでリリースすることをやめ、それ以降は「パーチナ」という名前でトスカーナIGPでリリースしている。
平均樹齢は約30年。
広大な敷地を持つパーチナでは収穫は複数回行われるが、最も状態の良いブドウでこのパーチナが造られている。
セメントタンクで平均6週間程度マセレーション後、大樽に移され24か月間熟成。
ボトリング後さらに2年熟成してからリリース。
香りには干しイチジクのニュアンスやスモーキーなニュアンス。
口当たりには穏やかさがあり、上品な酸とタンニンが広がります。
果実味自体はそれほど重たくないですが、特徴的な酸が効いていることで、厚みのある味わいに。
繊細でエレガントな要素もあり、程よい熟成感も感じられます。
度数を感じさせない飲み心地。
このクオリティーでこの価格は素晴らしいです。
ワイナリー名がワインの名前となった、文字通りパーチナを代表するワイン。 この価格帯では比較するものを見つけるのが難しいほどのクオリティーです。
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原産国 |
イタリア |
地方 |
トスカーナ |
色 |
赤 |
品種 |
サンジョヴェーゼ主体
カナイオーロ、チリエジョーロ |
タイプ |
ミディアムボディ |
容量 |
750ml |
アルコール度数 |
14% |
飲み頃温度帯 |
14〜18度 |
土壌 |
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AOC |
I.G.T |
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LA MALENA 2013
パーチナ ラ・マレーナ 2013 有機栽培 |
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キャンティの南東部にあるワイナリー。
西暦900年代に修道院として建てられた建物とその当時に開墾された葡萄畑や畑、森など40haの敷地に、17世紀にティエッツィ家が住みつき、現在に至ります。
畑では17世紀に彼らの祖先が行っていたであろう、循環型の有機農業を実践。ボルドー液以外の薬剤は一切使用せず、ワイナリーでも野生酵母を使って、セメントのタンクで温度管理することなくマセレーションを行ない、ノンフィルターでボトリング。二酸化硫黄の添加はボトリング前に極少量を使用するのみです。
このワインは、チリエジョーロをブレンドするようになってから格段に軽くなったシラー主体のワインになります。
色調はやや濃いめの黒紫色。
香りは比較的穏やかで、プルーンのうなニュアンス。
口当たりには円みがありますが、じわじわと広がるしっかりとしたタンニン。
少々スモーキーで、ビター感やスモーキー感と共にリッチな果実味やエレガントな雰囲気も楽しめます。
時間と共に柔らかさが出てきて、飲み心地のよい凝縮感となります。
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原産国 |
イタリア |
地方 |
トスカーナ |
色 |
赤 |
品種 |
シラー主体 チリエジョーロ |
タイプ |
ミディアムボディ |
容量 |
750ml |
アルコール度数 |
14% |
飲み頃温度帯 |
12〜18度 |
土壌 |
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AOC |
I.G.T |
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VILLA PACINA 2016
パーチナ ヴィッラ・パーチナ 2016 有機栽培 |
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厚みのある果実味とタンニン!
キャンティの南東部にあるワイナリー。
西暦900年代に修道院として建てられた建物とその当時に開墾された葡萄畑や畑、森など40haの敷地に、17世紀にティエッツィ家が住みつき、現在に至ります。
畑では17世紀に彼らの祖先が行っていたであろう、循環型の有機農業を実践。ボルドー液以外の薬剤は一切使用せず、ワイナリーでも野生酵母を使って、セメントのタンクで温度管理することなくマセレーションを行ない、ノンフィルターでボトリング。二酸化硫黄の添加はボトリング前に極少量を使用するのみです。
木樽での熟成を“サンジョヴェーゼの荒々しいタンニンを落ち着かせるための酸化的熟成を行う環境”と考えるステーファノ。
通常は区画ごとにセメントタンクで初期醗酵を行ったあと木樽に移されるが、木樽に入れる前に調和が取れたものに仕上がったタンクがあった際に、木樽に移さずそのままセメントタンクで熟成を続け、酸化防止剤無添加でボトリングされるのがこのワイン。
約1ヶ月マセレーション後、皮を引きそのままセメントタンクで12ヶ月間熟成。
香りは比較的穏やか。
少々スパイシー感のあるベリー系のニュアンスも感じられます。
口当たりは滑らかで円やかながら、しっかりと厚みのある果実味とタンニンが感じられる味わい。
スパイシーな要素もあり、しっかりとした骨格ではありますが、まとまりのよい完熟感のあるナチュラルな旨みとキレのよさを持つ、飲み心地良い仕上がりとなっています。
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原産国 |
イタリア |
地方 |
トスカーナ |
色 |
赤 |
品種 |
サンジョヴェーゼ97%
カナイオーロ・チリエジョーロ3% |
タイプ |
フルボディ |
容量 |
750ml |
アルコール度数 |
14.5% |
飲み頃温度帯 |
14〜18度 |
土壌 |
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AOC |
I.G.T |
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LA ROSA DI PACINA 2014
パーチナ ラ・ローザ・ディ・パーチナ 2014 有機栽培 |
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キャンティの南東部にあるワイナリー。
西暦900年代に修道院として建てられた建物とその当時に開墾された葡萄畑や畑、森など40haの敷地に、17世紀にティエッツィ家が住みつき、現在に至ります。
畑では17世紀に彼らの祖先が行っていたであろう、循環型の有機農業を実践。ボルドー液以外の薬剤は一切使用せず、ワイナリーでも野生酵母を使って、セメントのタンクで温度管理することなくマセレーションを行ない、ノンフィルターでボトリング。二酸化硫黄の添加はボトリング前に極少量を使用するのみです。
このローザ・パーチナは、キャンティの醗酵途中で抜き出したものを樽醗酵、熟成させたロゼワイン。
辛口ながら、しっかりとした果実味があり、エレガントで綺麗な味わい♪
一般的なロゼワインのイメージが変わるくらい洗練された、完成度の高いロゼワインです。
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原産国 |
イタリア |
地方 |
トスカーナ |
色 |
ロゼ |
品種 |
サンジョヴェーゼ100% |
タイプ |
辛口 |
容量 |
750ml |
アルコール度数 |
12.5% |
飲み頃温度帯 |
8〜12度 |
土壌 |
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AOC |
I.G.T |
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DONESCO 2020
パーチナ ドネスコ 2020 有機栽培 |
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キャンティの南東部にあるワイナリー。
西暦900年代に修道院として建てられた建物とその当時に開墾された葡萄畑や畑、森など40haの敷地に、17世紀にティエッツィ家が住みつき、現在に至ります。
畑では17世紀に彼らの祖先が行っていたであろう、循環型の有機農業を実践。ボルドー液以外の薬剤は一切使用せず、ワイナリーでも野生酵母を使って、セメントのタンクで温度管理することなくマセレーションを行ない、ノンフィルターでボトリング。二酸化硫黄の添加はボトリング前に極少量を使用するのみです。
この「ドネスコ」は、パーチナの「イル・セコンド」にとって代わることになるワイン。
SECONDOを並べ替えてDONESCO(笑)。
樹齢の若い区画のブドウで造る、セカンドライン的な位置づけだった「イル・セコンド」。
その区画の樹齢も15年に達し、もはや若い樹齢ではないものの、パーチナに回すほどのテンションを表現できる樹齢に達しているわけでもないとのこと。
2017年は酷暑だったという事もあり、熟成を1年長くすることに。
若干残糖が残っていた状態で活動停止していたワインに(ワインとしての)安定性とフレッシュさを付与するべく、醗酵中の2019年ヴィンテージのモストを少量加え、再醗酵を促したそう。
パワーとフレッシュさが混在する面白いワインに仕上がったとの事です。
色調は綺麗なガーネット色。
香りは比較的穏やか。
ほのかにプラムやカシスのニュアンスも感じられます。
口当たりには瑞々しさがあり、円やか。
ほんのり甘やかで柔らかなタッチから、じわじわと広がるしっかりとしたタンニン。
スパイシーさと共に果実味たっぷりなジューシーさも感じられ、パワフルさとしなやかさを兼ね備えた味わい。
アルコール度数を感じさせない飲み心地で、価格以上にスケール感が感じられる上質な仕上がりです。
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原産国 |
イタリア |
地方 |
トスカーナ |
色 |
赤 |
品種 |
サンジョヴェーゼ主体、
カナイオーロ、チリエジォーロ |
タイプ |
ミディアムボディ |
容量 |
750ml |
アルコール度数 |
15% |
飲み頃温度帯 |
14〜18度 |
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CERRETINA 2020
パーチナ チェレッティーナ 2020 有機栽培 |
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飲み心地良いオレンジ!
キャンティの南東部にあるワイナリー。
西暦900年代に修道院として建てられた建物とその当時に開墾された葡萄畑や畑、森など40haの敷地に、17世紀にティエッツィ家が住みつき、現在に至ります。
畑では17世紀に彼らの祖先が行っていたであろう、循環型の有機農業を実践。ボルドー液以外の薬剤は一切使用せず、ワイナリーでも野生酵母を使って、セメントのタンクで温度管理することなくマセレーションを行ない、ノンフィルターでボトリング。二酸化硫黄の添加はボトリング前に極少量を使用するのみです。
もともとはヴィン・サント用のブドウの余剰分で造られていた白ワイン。
2010年ごろ植え始めた白ブドウの樹齢が高まってきたことにより生産量が増えはじめた。
セメントタンクでおよそ10日程度マセレーション後、1000Lのアカシア樽と500Lの桜の木樽に移され12か月間熟成。
飲み心地の良さに、リッチな果実味や奥行きが感じられる味わいです。
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原産国 |
イタリア |
地方 |
トスカーナ |
色 |
白 |
品種 |
トレッビアーノ主体
マルヴァジーア |
タイプ |
辛口 |
容量 |
750ml |
アルコール度数 |
13% |
飲み頃温度帯 |
10〜16度 |
土壌 |
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AOC |
I.G.T |
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