奈良の地酒屋 登酒店
アールペーペ
AR.PE.PE.
労力と時間によってのみ生まれるワイン





1860年以前からブドウ栽培とワイン生産していたワイナリーで、1960年代に現在のワイナリーを完成させます。

1970年代には、50haものブドウ畑を所有していましたが
相続等の問題でワイナリーをスイス/アメリカ資本の食品会社に売却してしまいます。
そして現当主イザベッラ&エマヌエーレの父親であるアルトゥーロは
売却後も変わらずペリッツァーティの名前でリリースされる、質より量や効率を重視したワインを目の当たりにします。

失われゆくヴァルテッリーナのワインの伝統を憂い、そしてそのかつての名声の復権を心に誓い
1983年に一部の畑を買い戻し始め、1984年に新ワイナリーAR.PE.PE.を創立します。

彼の、ヴァルテッリーナのワインに対するアイデアは非常に明確なもので
それは現代醸造学的、マーケティング的には異端とされかねないものでした。
その考えの基本となっているもの、それは“時間”。
1984年から醸造を開始して、初めてワイナリーの外にボトルが出たのが1990年。
彼は自らの行動で、ヴァルテッリーナのテロワールを引き出してあげる最良の方法が時間であることを証明してみせます。

現在は、イザベッラとエマヌエーレによって、11haの畑から4-5万本を生産。
温度管理をせずに20-25日間にも及ぶ長いアルコール醗酵を行い
オーク、栗やアカシア製の大樽での長期熟成、そして瓶内でも数年寝かせた後にリリースされます。

彼らのワイナリーの非常にユニークなところが、どのワインも毎年必ず造られるわけではない という点で
天候に恵まれて長期熟成に耐えうるワインができると判断した時には
(ソット ゾーナ、クリュごとに分けて)全生産量を長期熟成させ、セカンドラインにあたるワインを一切造らず
逆に偉大という領域にまではいけないと判断した年のワインは
樽での熟成期間を短くして、全てセカンドラインのワインとして、早期にリリースさせます。

効率や費用対効果が重要視される現代において
いつ過去の遺物になってもおかしくないヴァルテッリーナのブドウ栽培&ワイン生産…
畑でかけられる恐ろしい労力と、セラーでは気の遠くなるような時間を待つだけの忍耐力が必要なこれらのワインは
伝統文化に対する誇り、それを守るために持つべき覚悟、愛情、情熱なしには生まれ得ないですよね。


(インポーター資料より)






ROSSO DI VALTELLINA 2014
アールペーペ ロッソ・ディ・ヴァルテッリーナ 2014


 AR.PE.PE.では、イザベッラとエマヌエーレによって、11haの畑から4-5万本を生産。
 温度管理をせずに20-25日間にも及ぶ長いアルコール醗酵を行い、オーク、栗やアカシア製の大樽での長期熟成、そして瓶内でも数年寝かせた後にリリースされます。
  効率や費用対効果が重要視される現代において、いつ過去の遺物になってもおかしくないヴァルテッリーナのブドウ栽培&ワイン生産…
 畑でかけられる恐ろしい労力と、セラーでは気の遠くなるような時間を待つだけの忍耐力が必要なワインです。

 この「ロッソ・ディ・ヴァルテッリーナ」は、各種リゼルヴァにも下のクラスの畑名ワイン(サッセッラ・ステッラ・レティカ&グルメッロ・ロッカ・デ・ピーロ)にも使われたなかったブドウを使用したワイン。

 マセレーション期間も比較的短くし造られる、軽い味わいのワインです。

 が、2014年は、イタリア本土はほぼ全域に渡って太陽に恵まれず、雨も多い年でした。
 その為、この2014年はステッラ・レティカとロッカ・デ・ピーロさえも造らず、そして当然のことながら別畑のインフェルノも単一で醸造することなく、全て区画の最良のブドウだけをセラーへと持ち込み、ロッソ・ディ・ヴァルテッリーナ1種類のみを生産することにします。

 通常でしたらば、ロッソに関しては短い皮ごとの醸し期間でソフトな抽出を心がけているのですが、2014年のブドウはあまりにも酒躯に欠けると判断し、2ヶ月以上に渡る醸しを行います。

 その結果、鼻と口での印象にギャップのあるユニークなワインが出来あがりました。

 しっかりとタンニンは感じられつつも、飲み心地よくサクサク飲めてしまう味わいです。

     
原産国 イタリア 地方 ロンバルディア
品種 ネッビオーロ100%
タイプ ミディアム 容量 750ml
アルコール度数 12% 飲み頃温度帯 10〜16℃

品 名  完売致しました 価格
ロッソ・ディ・ヴァルテッリーナ 2014 ¥2,828 (外税)





GRUMELLO ROCCA DE PIRO 2011
アールペーペ グルメッロ・ロッカ・デ・ピーロ 2011


 AR.PE.PE.では、イザベッラとエマヌエーレによって、11haの畑から4-5万本を生産。
 温度管理をせずに20-25日間にも及ぶ長いアルコール醗酵を行い、オーク、栗やアカシア製の大樽での長期熟成、そして瓶内でも数年寝かせた後にリリースされます。
  効率や費用対効果が重要視される現代において、いつ過去の遺物になってもおかしくないヴァルテッリーナのブドウ栽培&ワイン生産…
 畑でかけられる恐ろしい労力と、セラーでは気の遠くなるような時間を待つだけの忍耐力が必要なワインです。

 この「グルメッロ・ロッカ・デ・ピーロ」は、ヴァルテッリーナのソットゾーナ(特別な区画)の1つであるグルメッロのブドウを使用した赤ワイン。

 サッセッラよりも全体的にソフトな印象があるワインができます。

 長期熟成のポテンシャルはないと判断した時に造られるグルメッロがこのワインです。

 15-18日間のアルコール醗酵後、オーク製の大樽へと入れられ2年熟成。
 瓶内でも2年熟成させた後リリースされます。

     
原産国 イタリア 地方 ロンバルディア
品種 ネッビオーロ100%
タイプ ミディアム 容量 750ml
アルコール度数 13.5% 飲み頃温度帯 10〜16℃

品 名 価格
グルメッロ・ロッカ・デ・ピーロ 2011 ¥3,857 (外税)





SASSELLA STELLA RETICA 2011
アールペーペ サッセッラ・ステッラ・レティカ 2011


 AR.PE.PE.では、イザベッラとエマヌエーレによって、11haの畑から4-5万本を生産。
 温度管理をせずに20-25日間にも及ぶ長いアルコール醗酵を行い、オーク、栗やアカシア製の大樽での長期熟成、そして瓶内でも数年寝かせた後にリリースされます。
  効率や費用対効果が重要視される現代において、いつ過去の遺物になってもおかしくないヴァルテッリーナのブドウ栽培&ワイン生産…
 畑でかけられる恐ろしい労力と、セラーでは気の遠くなるような時間を待つだけの忍耐力が必要なワインです。

 この「サッセッラ・ステッラ・レティカ」は、ヴァルテッリーナのソットゾーナ(特別な区画)の1つであるサッセッラのブドウを使用した赤ワイン。

 アールペーペ的にも最も畑面積を所有しているサッセッラ地区のブドウで造られるワイン。

 長期熟成に耐えうるポテンシャルはなく、リゼルヴァは造るべきでないと判断した年に生産されるワインです。

 15-18日間のアルコール醗酵。
 2年間の栗製またはオーク製の大樽での熟成を経てリリースされます。

     
原産国 イタリア 地方 ロンバルディア
品種 ネッビオーロ100%
タイプ ミディアム 容量 750ml
アルコール度数 13.5% 飲み頃温度帯 10〜16℃

品 名 価格
サッセッラ・ステッラ・レティカ 2011 ¥3,857 (外税)





Grumello Buon Consiglio 2005
アールペーペ グルメッロ・ブオン・コンシーリオ 2005


 AR.PE.PE.では、イザベッラとエマヌエーレによって、11haの畑から4-5万本を生産。
 温度管理をせずに20-25日間にも及ぶ長いアルコール醗酵を行い、オーク、栗やアカシア製の大樽での長期熟成、そして瓶内でも数年寝かせた後にリリースされます。
  効率や費用対効果が重要視される現代において、いつ過去の遺物になってもおかしくないヴァルテッリーナのブドウ栽培&ワイン生産…
 畑でかけられる恐ろしい労力と、セラーでは気の遠くなるような時間を待つだけの忍耐力が必要なワインです。

 この「グルメッロ・ブオン・コンシーリオ」は、ヴァルテッリーナのソットゾーナ(特別な区画)の1つであるグルメッロのブドウを使用した赤ワイン。

 これは!!という年にのみ造られるスペシャルなワイン。
 果実味と奥行きを兼ね備えた味わいです。

 20-25日間のアルコール醗酵。
 4年間の栗、ないしオーク製の大樽での熟成、4年の瓶内熟成を経てリリースされます。

     
原産国 イタリア 地方 ロンバルディア
品種 ネッビオーロ100%
タイプ ミディアム 容量 750ml
アルコール度数 13% 飲み頃温度帯 10〜16℃

品 名  完売致しました 価格
グルメッロ・ブオン・コンシーリオ 2005 ¥5,828 (外税)





Sassella Rocce Rosse 2002
アールペーペ サッセッラ・ロッチェ・ロッセ 2002


 AR.PE.PE.では、イザベッラとエマヌエーレによって、11haの畑から4-5万本を生産。
 温度管理をせずに20-25日間にも及ぶ長いアルコール醗酵を行い、オーク、栗やアカシア製の大樽での長期熟成、そして瓶内でも数年寝かせた後にリリースされます。
  効率や費用対効果が重要視される現代において、いつ過去の遺物になってもおかしくないヴァルテッリーナのブドウ栽培&ワイン生産…
 畑でかけられる恐ろしい労力と、セラーでは気の遠くなるような時間を待つだけの忍耐力が必要なワインです。

 この「サッセッラ・ロッチェ・ロッセ」は、ヴァルテッリーナのソットゾーナ(特別な区画)の1つであるサッセッラのブドウを使用した赤ワイン。

 アールペーペ的にも最も畑面積を所有しているサッセッラ地区のブドウで造られるワイン。

 熟成に耐えうる酒躯を持ち得ると判断した年にのみ造られるリゼルヴァ。
 彼らがサッセッラに所有する畑の中でも比較的標高の低い区画のものになります。

 20-25日間のアルコール醗酵、4年間の栗製の大樽での熟成。
 4年の瓶内熟成の後リリースされます。

     
原産国 イタリア 地方 ロンバルディア
品種 ネッビオーロ100%
タイプ ミディアム 容量 750ml
アルコール度数 13% 飲み頃温度帯 10〜16℃

品 名  完売致しました 価格
サッセッラ・ロッチェ・ロッセ 2002 ¥5,828 (外税)






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