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京都醸造 |
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KYOTO BREWING |
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自分たちが飲みたいビールを! |
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3人の男が共にビールを飲みに行く。
ウエールズ人(ベン)、カナダ人(ポール)、アメリカ人(クリス)。
京都醸造はこのようなコメディ映画のワンシーンのような光景から始まります。
生い立ちが全く違う起業メンバー3人が出会ったのは、青森。
その後、週末にはスノーボードに出かけたり
日本のビールを知るための調査(という名の飲み会)を重ねたりし
いつからか親友になっていた。
長時間に渡る調査の結果、日本の大手ビールには何かが足りないと3人は思った。
クリスがビール造りの勉強、そしてポールがMBAの勉強を始めた頃に
醸造所を開くいうアイディアが本格化した。
もちろん、ベンもそんな二人と同じ思いを抱いたのは言うまでもない。
なぜ京都か。
それは、日本が世界に誇る職人技の歴史と伝統
特に質や味覚に対する強い拘りを持つ都市だからである。
また、伝統を尊びつつも多国籍料理や近代的なデザインといった
いわゆる非伝統的な要素も取り入れる懐の深さも併せ持つ。
7年以上京都に暮らすクリスは、京都ほど理想のビール造りに適した場所はないと確信していある。
多様な素材や技術を取り入れ、微妙なニュアンスの違いに気を配りながら、
複雑かつ緻密なビール造りを目指す醸造所にとってはこの上ない場所なのである。
京都醸造のビール造りのベースとなったのは、アメリカとベルギーのビール。
どちらの国のビールも共に興味深く、味わい深い。
しかし、双方のビールの良さのみを抽出して掛け合わせることで
よりユニークで特別なものができるのではないかと考えた。
醸造所の酵母はベルギー産、ホップは主にアメリカ産を使用している。
この組み合わせから、今までになかった独特の味わいのビールができる。
しかし、これはスタート地点に過ぎない。
今後この醸造所でどのようなビールが造られ、発展していくか造り手本人にとっても未知数である。

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京都醸造
一期一会 缶
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華やかに甦る!
一期一会は初めて定番になったビールで、京都醸造と一番結びつきの深いビールになりました。
2021年1月最初のリリースに合わせてレシピにちょっと手を加えましたが、アメリカとベルギーのハイブリッドというルーツは揺るぎません。
いろいろな点で、京都醸造らしさはセゾンスタイルに帰結します。
このベルギーの伝統的なビールを京都醸造流に解釈すると、セゾンの大好きなところがすべて一つになります。
つまり、ドライでとても飲みやすく、麦芽、ホップ、酵母のいずれも主張し過ぎることのない、独自のバランスが織りなすシンプルな複雑さです。
そのさわやかな柑橘系のアロマはハウス酵母のベルギー酵母とアメリカ産ホップ、ニュージーランド産ホップの組み合わせによって生まれます。
ディナーのテーブルにも、友達と行くお気に入りのバーにも、ビーチにも、ビールが必要なあらゆるシーンにぴったりです。
色調は、やや濁りのあるレモンイエロー。
香りには爽やかさがあり、ほのかにモルト感も感じられます。
口当たりは瑞々しく、軽やか。
ほのかな酸味に柔らかな飲み口。
ややドライで、ほろ苦さを伴う柑橘系のホップ感。
セゾンらしいフルーティーさはありつつも、レモンのような爽やかさが心地よい味わいです。
<名前の由来>
誰もがしている「一期一会」。
出会いの大切さの意味もあるけど、特に茶道においては「すべての機会は一生に一度しかないので、ベストを尽くせ」という意味もあるそうだ。
これは京都醸造のビール作りに対する考え方とよく合致すると思って、醸造のすべての段階にベストを尽くすようにしています。
スタイル:セゾン
モルト:Pilsner, Wheat
ホップ:ビタリング - Polaris(ドイツ)、アロマ - Cascade, Motueka
その他:グラニュー糖
酵母:Belgian Ale
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原材料 |
麦芽・ホップ・糖類 |
アルコール度数 |
5.5% |
IBU |
20 |
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京都醸造
一意専心 缶
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酵母が自慢のIPA!
一意専心は昔からの定番の一つでした。
2021年初のリリースとなる一意専心はレシピを変更し、ベルジャンIPAとアメリカ西海岸スタイルのIPAの掛け合わせから、アメリカ産ホップとベルギー酵母で造るIPAに変わりました。
新しい一意専心は、ずっとクリーンでバランスがよくなり、ハウス酵母のフルーツのような特徴とアメリカ産ホップの柑橘のようなフレーバーが見事にまとまっています。
ホップの品種は6種類から3種類に減らし、クラシックな Cascade と Centennial ホップを中心に据えました。
ホップの総量はほとんど変わっていませんが、そのシャープなグレープフルーツとオレンジの特徴が、ハウス酵母のフルーツ感とできるだけうまくまとまるように、使うタイミングを変えました。
さらに、ミュニックモルトを加えることでフレーバーとボディに厚みを出し、美しい黄金色に仕上げました。
こうした変更が一つになり、私たちが知られる所以となった、バランスのいい、ベルギーに触発されたビール造りを表現しています。
色調は、やや濁りのあるゴールドイエロー。
香りには爽やかさ。
パイナップルやマンゴーなど、南国フルーツのニュアンスが感じられます。
口当たりは瑞々しく、軽やか。
ほんのりビターな苦味を伴うクリアな飲み口に、パイナップルなどトロピカルな果実感。
IPAらしい苦味やホップ感はありつつも、爽やかでフルーティーさのある味わいです。
<名前の由来>
クラフトビール業界は熱心な人で溢れている。
ブルワーはもちろんだけど、職種を問わずビールのために一生懸命(そして楽しく)働く人が多い。
よく考えたら、同様のことの言える業界はあまり思い当たらない。
「一意専心」はこの業界の精神をうまく表現していると思う。
スタイル:ベルジャンIPA
モルト:Pilsner, Munich, Wheat
ホップ:ビタリング - Merkur、アロマ - Centennial, Cascade
酵母:Belgian Ale
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原材料 |
麦芽・ホップ |
アルコール度数 |
6.5% |
IBU |
44.2 |
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京都醸造
黒潮の如く 缶
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黒の常識を変える!
一期一会は初めて定番になったビールで、京都醸造と一番結びつきの深いビールになりました。
2021年1月最初のリリースに合わせてレシピにちょっと手を加えましたが、アメリカとベルギーのハイブリッドというルーツは揺るぎません。
日本ではなぜだか黒いビールに対する関心が低いようです。
スタウト、ポーター、ダークラガーなど黒い色をしたビールは数種類あるのに、残念なことに全部が「黒ビール」と一括りにされてしまっていることからも、それがうかがい知れます。
こういったビールは、実のところみんなが慣れ親しんでいるコーヒーやチョコような味わいを持っているのに!ということで、そんなイメージを覆してみたいと考えて、「黒潮の如く」を作りました。
黒色麦芽由来のロースト感とベルジャン酵母由来のフルーツ感がうまくまとまっていて、アルコール度数を上回る深い味わいでしっかり満足してもらえるスタウトです。
色調は、ややブラウンがかった濃い黒色。
香りは比較的穏やか。
ほのかにロースト感も感じられます。
口当たりには瑞々しさがあり、ややスッキリとした飲み口。
円やかなタッチにほのかなスパイシー感。
ロースト感やダークチョコ感はありつつも、ドライで爽快な飲み心地です。
<名前の由来>
世界最強の海流「黒潮」は、別名を日本海流とも呼ばれ、日本の太平洋岸に沿って南から北に流れ、やがて北太平洋へとつながっていき、そしてまた元の場所に黒潮として戻ってくる流れを形作っています。
ネーミングは単に色を想起させるだけではなく、この海流の流れそのものがちょうど今のクラフトビールの世界的な潮流を思い起こさせるところがあることから、『黒潮の如く』としました。
スタイル:ベルジャンスタウト
モルト:Maris Otter, Munich, Malted Oats, Carapils, Crystal Medium, Crystal
DRC, Chocolate, Blackt
ホップ:Merkur, Styrian Goldings
酵母:Belgian Ale
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原材料 |
麦芽・ホップ |
アルコール度数 |
6.0% |
IBU |
35 |
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京都醸造
毬男 缶
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ドライかつホッピーで危険なほど飲みやすいIPA!
毬一族は、ホップを意味する”毬”の地を冠したベルジャンIPAシリーズ。
「ベルギーの酵母+アメリカンホップ」という京都醸造の原点を上手く具現化したダブルIPA「毬男」に端を発し、まるで家系が繁栄していくが如く、ジューシーな味わいの商品が発表されています。
この毬男は、ベルジャン酵母とアメリカンホップの掛け合いから生まれた、ドライかつホッピーで危険なほど飲みやすい7.5%のベルジャンダブルIPAです。
ベルジャン酵母由来の柑橘とスパイスのようなフレーバーとアロマが、Chinook・Columbus・Simcoeというホップの個性と相乗効果を生み、グラスから元気よく飛び出し、鼻を抜けていく味わいはまるで”フレーバーのジェットコースター”のようです。
アメリカのウェストコーストのビールと言えばホップの味わいが持ち味と知られるように、ベルギービールといえば、なんといっても酵母由来の深い味わいです。
この毬男は、その双方の持ち味が一つのビールで出会った時に生まれました。
と言っても大きな2つの個性ですので、酵母のスパイシーな香りとホップの柑橘香がぶつかり合うことなく、うまく調和、バランスさせることに気をつけました。
その結果、香り、味わい、そこにドライな飲み口が絶妙に働きあい、7.5%の高い度数を感じさせないほどに飲み心地の良いIPAに仕上がりました。
毬男のリッチなアルコール感や贅沢に使った毬花(ホップ)の味わいは定番の一意専心を上回り、「ホッピーでがっつりと強めの味わいで、一意専心の兄貴的なビール」というイメージです。
色調はクリアなゴールドイエロー。
香りは比較的穏やか。
パイナップルやピーチのニュアンスも少々感じられます。
口当たりにはフレッシュさ。
やや甘やかさを伴うリッチなエキス感に、ボディのある旨みやスパイシーな苦味。
ボリューム感はありつつも、ジューシーな要素もあり、飲み心地よい味わいです。
スタイル:ベルジャンダブルIPA
モルト:Pilsner, Maris Otter
ホップ:Polaris,Chinook,Columbus,Simcoe
酵母:Belgian Ale
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原材料 |
麦芽・ホップ |
アルコール度数 |
7.5% |
IBU |
52 |
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京都醸造
毬志 缶
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見た目はスタウト、味わいはIPA!
毬一族は、ホップを意味する”毬”の地を冠したベルジャンIPAシリーズ。
「ベルギーの酵母+アメリカンホップ」という京都醸造の原点を上手く具現化したダブルIPA「毬男」に端を発し、まるで家系が繁栄していくが如く、ジューシーな味わいの商品が発表されています。
この毬志は、毬一族シリーズの中でも最も自立した1人と言えるでしょう。
毬男の次の弟にあたる彼は周りからの評価など気にせず我が道を突き進んで育ちました。
毬男に似た非常に大胆なホップの特徴を持ちつつも、ひと際の個性を放つ毬志。
Chinook と Colombus をふんだんに使用した事で、パイニーかつハーブやミントのようなフレーバーとアロマを生み出し、さらにミュンヘンモルトを10%使用し、毬男よりも深みのあるモルト感を楽しめます。
カラメル化したライ麦モルトを少量加えることで甘くてスパイシーな独特の香りを醸し出しています。
ですが毬志の最大の特徴はその外見にあります。
ヘビーローストの特徴はほとんどありませんが、少量のチョコレートモルトとブラックウィートモルトがIPAよりもスタウトに近い外見を印象付けます。
しかし見た目だけで判断してはいけません。
彼は確かにそのすべてがIPAであり、皆さんのホップに対する欲求を十分に満たしてくれることでしょう。
色調はブラウンがかった濃い黒。
香りは穏やか。
ほのかにロースト感も感じられます。
口当たりは柔らかで滑らか。
低めのカーボネーションに、ややビターさを感じる飲み口。
IPAらしい松のようなホップ感も感じられます。
見た目は濃そうな印象ながら、爽やかで、飲み心地良い味わいです。
スタイル:ベルジャンブラックIPA
モルト:Golden Promise, Pilsner, Munich, Red Rye Crystal, Chocolate, Wheat
Black
ホップ:ビタリング - Polaris、アロマ - Columbus, Chinook
酵母:Belgian Ale
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原材料 |
麦芽・ホップ |
アルコール度数 |
6.5% |
IBU |
51 |
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京都醸造
毬子 缶
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ジューシーな味わいとトロピカルな香りで誰もがとりこになるIPA!
毬一族は、ホップを意味する”毬”の地を冠したベルジャンIPAシリーズ。
「ベルギーの酵母+アメリカンホップ」という京都醸造の原点を上手く具現化したダブルIPA「毬男」に端を発し、まるで家系が繁栄していくが如く、ジューシーな味わいの商品が発表されています。
この毬子は、京都醸造が定番の「一意専心」以外で初めて、ハウスイーストのベルジャン酵母とトロピカルなホップを掛け合わせて作ったベルジャンIPAです。
また、毬子を造る際のホップの使い方においても、海外に出かけた時に習得した技を応用したもので、仕上がりはスタッフからもお客さまからもとても好評でした。
リリースを重ねるごとに少しずつ改良を加えているのも特徴です。
これまで度々リリースしてきた人気の限定ベルジャンダブルIPA。
毬男の妹のような存在であるこの毬子は、毬男と同じベルジャン酵母で醸されていますが、度数は6%と控えめで、その程よく優しい苦味と瑞々しい味わいは女性らしさを思わせるような作りです。
アプリコットやバナナ、パイナップルのような風味を生むベルジャン酵母とトロピカルなホップの個性が相乗効果を生み、底抜けに瑞々しい味わいに仕上がりました。
色調はやや濁りのあるレモンイエロー。
香りには爽やかさがあり、グレープフルーツやオレンジなど柑橘のニュアンスも感じられます。
口当たりには瑞々しさがあり、ジューシー感溢れる飲み口。
柚子や八朔のような、サッパリとした果実感にシトラス感、ほんのりワタのようなほろ苦さも感じられます。
軽快で飲み心地抜群な味わいです。
スタイル:ベルジャンIPA
モルト:Pilsner, Wheat, Vienna
ホップ:Polaris, Mosaic, Citra, Ekuanot
酵母:Belgian Ale
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原材料 |
麦芽・ホップ |
アルコール度数 |
6.0% |
IBU |
31 |
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京都醸造
毬那 缶
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ドライで華やかでスイスイ飲めるIPA!
毬一族は、ホップを意味する”毬”の地を冠したベルジャンIPAシリーズ。
「ベルギーの酵母+アメリカンホップ」という京都醸造の原点を上手く具現化したダブルIPA「毬男」に端を発し、まるで家系が繁栄していくが如く、ジューシーな味わいの商品が発表されています。
この毬那は、NEIPAを京都醸造らしくベルジャン酵母で表現した、ドライで華やかでスイスイ飲めるIPA。
近年、多様な発展を見せるあらゆるIPAは美味しいものが多い半面、ニューイングランドIPAや濁りが特徴のヘイジ―IPAはその個性が強いこともあって1杯で十分、という側面も持ち合わせます。
甘みが強く出すぎていたり、これでもかと大量に使われたホップの個性がせめぎあうような味わいとはちょっと角度を変えて、フルーティーでドライな味わいを生むハウス酵母(ベルジャン酵母)でこのスタイルにアプローチしたらどうだろうか、という思いから毬那ができました。
モダンなホップの甘い香りと味わいが、ベルジャン酵母が生むドライな飲み口とうまくバランスしていて、華やかな味わいと飲み心地のよさを兼ねそろえたIPAです。
ベルジャン酵母とアメリカンホップを組合せた毬那は、姉の毬子に似て、とてもジューシーでホップの味わいが豊かなビール。
「那」という字には豊富・多いという意味合いがあることから、毬子の2.5倍もの量のホップを使った毬那はもっと大胆でやんちゃでエネルギーに満ち溢れた性格と言えるかもしれません。
色調は白濁したオレンジイエロー。
香りには爽やかさ。
オレンジやパイナップルなど南国フルーツなニュアンスが感じられます。
口当たりはフレッシュで軽やか。
ドライでほろ苦さのあるビターな飲み口に、オレンジやグァバのような果実感。
スッキリしたジューシー感が楽しめる味わいです。
スタイル:ベルジャンIPA
モルト:Pilsner, Wheat, Oats, Munich, Carapils
ホップ:Columbus, Simcoe, Cascade, Citra, Sabro
酵母:Belgian Ale
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原材料 |
麦芽・ホップ |
アルコール度数 |
6.0% |
IBU |
18.5 |
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京都醸造
緋毬 缶
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色・味・香りの三拍子が揃ったレッドIPA!
毬一族は、ホップを意味する”毬”の地を冠したベルジャンIPAシリーズ。
「ベルギーの酵母+アメリカンホップ」という京都醸造の原点を上手く具現化したダブルIPA「毬男」に端を発し、まるで家系が繁栄していくが如く、ジューシーな味わいの商品が発表されています。
この緋毬は、ハウスイーストであるベルギー酵母とダークなクリスタルモルト、フルーティーなアメリカンホップの掛け合わせが上手くいった自信作。
苦味をやや抑えつつ、ホップの個性を香りから味わいの方へ重点を移し、イングリッシュクリスタルモルトとベルジャン酵母が生み出す、リッチなダークフルーツのような味わいを軽やかに楽しむことができます。
クリスタルモルト由来のダークフルーツのような味わいが、ハウスイーストが醸し出すフルーティーな個性とアメリカンホップとうまく結びつき、全体の調和が取れたレッドIPAに仕上がりました。
重厚なモルトの味わいはしっかりありながら、キレもあり、シャープなホップの香りとベルジャン酵母由来のドライさも兼ね備えています。
色調は濃いめのブラウンレッド。
香りは穏やか。
ほのかにロースト感やスパイシー感も感じられます。
口当たりには瑞々しさがあり、フレッシュ。
やや軽やかな飲み口に、少々スパイシーなホップ感。
どこかコーラのようなニュアンスが感じられる、リフレッシングな味わいです。
モルト由来の深いスカーレット色(深緋色)が美しく、どこか自信に満ち溢れた大人びた女性を想わせることから、このビールを毬一族の長女という位置づけて、緋毬という名前をつけました。
颯爽と風を切って歩く緋毬の姿は次女の毬子だけでなくみんなの憧れの的です。
スタイル:ベルジャンレッドIPA
モルト:Maris Otter, Pilsner, Munich, Crystal Medium, Red Rye Crystal, Black
ホップ:Motueka, Mosaic, Mosaic Cryo
酵母:Belgian Ale
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原材料 |
麦芽・ホップ |
アルコール度数 |
6.0% |
IBU |
41 |
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京都醸造
毬富 缶
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ちょい懐ウェストコースト・ベルジャンIPA!
毬一族は、ホップを意味する”毬”の地を冠したベルジャンIPAシリーズ。
「ベルギーの酵母+アメリカンホップ」という京都醸造の原点を上手く具現化したダブルIPA「毬男」に端を発し、まるで家系が繁栄していくが如く、ジューシーな味わいの商品が発表されています。
これまで京都醸造ではIPAは数多く作ってきましたが、その多くは京都醸造らしくベルジャン酵母を使ったもので、ホップの香りや苦味、味わいだけでなく、酵母の個性とのバランスを重視してきました。
この毬一族の新メンバー、毬富では少し趣向を変え、ベルジャン酵母を味わいのサポート役にし、ホップの個性を前に押し出したクラシックなウェストコーストIPAに取り組みました。
麦芽と酵母がしっかり土台を支えている中で、柑橘や松・フルーツのようなニュアンスのホップを存分に楽しめるように設計し、かつて人々を狂喜乱舞させた、あの懐かしいIPAの味わいを再現しています。
麦芽由来の甘み、ベルジャン酵母のドライな飲み口に合わせて松や柑橘、熟した果実のようなキャラクターを生むホップを使用しました。
色調はクリアなブロンズカラー。
香りにはシトラスやパイナップル、ほのかにスパイシーさも感じられます。
口当たりには円みがあり、フレッシュ。
ほんのり甘みのある滑らかな飲み口に、ややドライな松のようなホップ感や完熟フルーツ感。
ジューシーさがあり、飲み心地よく爽快な味わいです。
毬一族の繁栄は止まることを知らず。
毬家の中で幼いころから人一倍明るく、元気ハツラツの毬富。
カリフォルニアの太陽の下で育ち、スポーツ、友達との交友、慈善活動に至るまで若さを味方にエネルギッシュに動き回ります。 裏表のない性格で周りの人からの期待を集め、意気揚々としたその姿に憧れる後輩も多いとか。
スタイル:ベルジャンIPA
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原材料 |
麦芽・ホップ |
アルコール度数 |
7.0% |
IBU |
52 |
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京都醸造
玉 巨峰ブレンド 缶
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瑞々しい甘みや香りが美味しい、フルーツサワービール!
満彩シリーズは、乳酸菌によるさっぱりとした酸味に果物がふわっと香る、爽快なサワービールシリーズです。
この「玉 巨峰ブレンド」は、巨峰と赤ぶどうの瑞々しい甘みや香りが、ハチから摘出した特殊な酵母が生む優しい酸味とうまく調和した、爽快なフルーツサワー。
味わい深い巨峰と赤ぶどうの果汁を使い、一層フルーツ感と味わいが増した印象です。
乳酸菌によるケトルサワーとは一風違った、穏やかなサワリングの味とフルーツとの相性の良さをお楽しみ頂けます。
<名前の由来>
ころころと転がるような丸い果実を使い、きゅっと酸味で締まりながらも、ふっくらと豊かな味わいのサワーをイメージしました。
スタイル:フルーツサワー
モルト:Pilsner, Sour
その他:ぶどうジュース
酵母:Yeast Lightning
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原材料 |
ぶどう果汁・麦芽 |
アルコール度数 |
5.5% |
IBU |
0 |
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京都醸造
てきか 缶
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シードルのような味わい!
満彩シリーズは、乳酸菌によるさっぱりとした酸味に果物がふわっと香る、爽快なサワービールシリーズです。
この「てきか」は、青森産ふじりんごと特殊な酵母が織りなす爽やかなサワービール。
ほのかな甘みと穏やかな酸味が特徴の、爽やかなシードルのような味わいのビールとなっています。
京都醸造の創業者3人が最初に出逢い、今でも大好きな場所である青森の弘前で100年以上りんごを作られている、もりやま園さんのりんごジュースを使い、この「てきか」を作りました。
さらに、使用したりんごジュースの約45%は摘果作業の中で取り除かれ、普段廃棄されてしまうりんごを再利用したアップサイクルなジュースです。
そこへ、「玉」というビールで使った特殊な酵母(Lactic Ale Yeast)を用いて主発酵を行うことで、ほんのりとした甘みと優しい酸味、まるでシードルのような爽やかな飲み口のビールに仕上げることができました。
青森とのつながりを強く意識しながら、新しく命を吹き込まれた摘果りんごにも想いを馳せ、獲得した技を使い誕生したのが、この「てきか」です。
色調はやや濁りのあるレモンイエロー。
香りには爽やかなりんごジュースのようなニュアンスが感じられます。
口当たりは瑞々しく、フレッシュ。
軽やかでクリアな飲み口ん、しっかりとしたカーボネーション。
ドライなのど越しに、ナチュラルなりんごの果汁感があり、爽快mなシードルのような飲み心地です。
<名前の由来>
より糖度が高く大きな果実を作るために、りんご果実の育成期(6月〜7月)にかけて行う間引きを、摘果(てきか)と呼ぶそうです。
このビールにはりんごジュースの他、本来廃棄される摘果りんごのジュースを使いました。
名前は摘果りんごをジュースにして(滴化)、ビールとして再び命が宿って滴下するのをイメージしてつけました。
スタイル:フルーツサワー
モルト:Pilsner
ホップ:Cascade
その他:ふじりんごジュース、摘果りんごジュース(ともに青森県産)
酵母:Lactic Ale Yeast
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原材料 |
りんごジュース・麦芽・ホップ |
アルコール度数 |
6.0% |
IBU |
5 |
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京都醸造
太陽の恵み 缶
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ジュースのような贅沢な味わい!
満彩シリーズは、乳酸菌によるさっぱりとした酸味に果物がふわっと香る、爽快なサワービールシリーズです。
2019年の最初のリリース以来、飲む人を次々とラズベリー好きにしてしまうくらい病みつきになる味わいで、大変人気の高いこの「太陽の恵み」。
前回のリリースよりも約10%ラズベリーピューレを増やしたことで、口に含んだ瞬間の果物感がさらにアップ。
そして今回は酵母の種類も変え、果実味やケトルサワーによる爽やかな酸味を強調し、より爽快感のある飲み心地を実現しています。
香りはフレッシュなラズベリーの香り。
口当たりは爽やかなドライタッチで、爽やかなラズベリーの酸味が広がります。
甘みは少ないながらも、果実感たっぷりな仕上がりで、ジューシーで爽やかな甘酸っぱさが楽しめます。
<名前の由来>
太陽は自然界の恵みを育ててくれます。
「太陽の恵み」ではケトルサワー製法で作ったサワービールに恵みであるラズベリーピューレを加え、ビールというよりはジュースのような贅沢な味わいに仕上げました。
スタイル:フルーツサワー
モルト:Pilsner, Wheat
ホップ:なし
その他:Raspberry Puree
酵母:American Ale
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原材料 |
麦芽・ラズベリーピューレ |
アルコール度数 |
5.0% |
IBU |
0 |
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京都醸造
週休6日 缶
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毎日でも飲み飽きない!
解放シリーズは、流行や制約、既成概念から解放された、自分たちが本当に作りたいビールに取り込む自由な醸造シリーズ。
この週休6日は、フルーティーでドライなボディとトロピカルなホップのバランスがよいベルジャンセッションIPA。
度数低めで酔いがまわることなく、何杯でも気持ちよく飲めてしまう仕上がりです。
ブルワーがベルギー旅行で見つけた、爽やかな香りで低アルコールのビールにインスピレーションを受けて「週休6日」はできました。
シンプルなヨーロピアンモルトとアメリカ産ホップをベースにし、ホップの軽やかでトロピカルな個性が酵母の生みだすフルーティなアロマとよく調和しているので、軽やかでいてしっかりとした飲みごたえをかなえています。
麦芽、ホップ、酵母がバランスよく主張し、特にホップ(シトラ、エクアノット)が甘みのある柑橘系の特徴を程よく引き立ててくれています。それをベルジャン酵母由来のフルーティーさが巧みにサポートし、毎日でも飲みたい飽きのこない味わいに仕上がっています。
色調は、やや濁りのある薄めのレモンイエロー。
香りには爽やかなレモングラスやハーブのニュアンス。
少々のモルト感も感じられます。
口当たりは瑞々しく、軽やか。
ややスッキリとした飲み口に、ほかにほろ苦さを伴うフルーティー感。
軽快で柔らかさのある優しい飲み心地は、グイグイ飲み進められる、飲み飽きしない味わいです。
<名前の由来>
アルコール度数が控えめで飲みやすいこのビールは肝臓にもすこし優しいことから、考えついたのは週休2日をもじった「週休6日」です。
週に2日の休日だけでなく、週のうち6日飲んでも大丈夫かも!?
スタイル:ベルジャンセッションIPA
モルト:Pilsner, Carapils
ホップ:Polaris, Citra, Ekuanot
酵母:Belgian Ale
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原材料 |
麦芽・ホップ |
アルコール度数 |
4.5% |
IBU |
16 |
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京都醸造
六遊記 英国の巻 缶
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もし英国が独自にモダンなIPAを造ったら、、と想像を掻き立てるイングリッシュIPA!
アメリカンホップが席巻するこのクラフトビール界において忘れてはならないのは、ホップが実る地は世界各地にあり、その数だけ個性がある、ということ。
六遊記はホップとビール文化の見聞を広めるべく、6つの国を旅するようにそれぞれの国の特色に焦点を当て、6つのIPAを作るシリーズです。
この英国の巻はイギリスに焦点をあてたIPA。
今回の六遊記では、IPAを生んだビール大国、イギリスに焦点を当てました。
ここで言うIPAは今日のクラフトビールの台風の目のようなとびきりホッピーなものとは趣が異なり、麦芽と酵母の個性を活かしたものが主流です。
英国麦芽とイングリッシュエール酵母のふくよかな風味や味わい深さは、アメリカンスタイルを凌駕するほど魅力的で、英国産ホップも花や大地を感じさせるニュアンスのものを使い、大国らしい悠々とした印象をビールに残しました。
決して煌びやかではないけども、気の利いた飲みやすさとシーンを選ばない程よい個性においては、これの右に出るビールはないかもしれません。
英国麦芽のふくよかな風味を本場のエール酵母が最大限に引き立て、フルーティーな余韻が心地よく響く。
花や大地のような香りを生むホップが、煌びやかではないが、大国らしい悠々とした印象をビールに残しています。
色調は、やや濁りのあるブラウンゴールド。
香りは比較的穏やか。
ほのかに白い花やパイナップル感も感じられます。
口当たりは瑞々しさがあり、フレッシュ。
軽やかな飲み口にクリアな飲み心地。
クリーンな旨みに、フルーティーさやレモンなどの優しい柑橘感、モルトのニュアンスも少々。
インパクトはありませんが、飲み心地よく飲み飽きしないバランスの良さです。
スタイル:イングリッシュIPA
モルト:Maris Otter
ホップ:Kent Goldings, Fuggle
酵母:English Ale
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原材料 |
麦芽・ホップ |
アルコール度数 |
6% |
IBU |
50 |
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京都醸造
六遊記 独国の巻 缶
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もしもドイツに元々IPAがあったら、、と想像を掻き立てるGIPA!
アメリカンホップが席巻するこのクラフトビール界において忘れてはならないのは、ホップが実る地は世界各地にあり、その数だけ個性がある、ということ。
六遊記はホップとビール文化の見聞を広めるべく、6つの国を旅するようにそれぞれの国の特色に焦点を当て、6つのIPAを作るシリーズです。
この独国の巻はドイツに焦点をあてたIPA。
今回試練だったのはやはりコンセプトに沿って造るということはもちろんですが、元々ドイツに起源のないIPAをドイツ風に造るというところでした。
ドイツビールと言えば、飲む人を飽きさせない絶妙なバランス。
一方で、IPAは一般的にしっかりとした風味や際立った個性が特徴ととらえられることが多いです。
まず、京都醸造では程よい果実味と余韻でじんわり響く味わいが特徴で、ケルシュなどに使われるジャーマンエール酵母を採用しました。
さらに、伝統的に使われるドイツホップ(ドイツ国内の主要4産地の中のひとつでできたものを選択)を合わせることで、柑橘系のフレーバーや華やかなニュアンスが加わり、味わいがより複雑で深いものになりました。
ドイツと言えば、ピルスやヴァイツェンが有名ですが、もしIPAを造っていたならこんな感じになるのでは、と想像しながらぜひ楽しんでください。
色調は、やや濁りのあるレモンイエロー。
香りには華やかさのある爽やかさ。
パイナップルやグァバ、マンゴーなど南国フルーツ感が感じられます。
口当たりは瑞々しく、フレッシュ。
香り同様に、パイナップルやグァバ、ピーチのような果実感を伴うジューシーな味わいで、ココナッツのようなニュアンスも感じられます。
クリーンな爽快感がある、飲み心地抜群な味わいです。
スタイル:ジャーマンIPA
モルト:Pilsner, Wheat
ホップ:Polaris, Hallertau Hersbrucker, Hallertau Mittelfruh, Spalt Spalter,
Tettnanger
酵母:German Ale
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原材料 |
麦芽・ホップ |
アルコール度数 |
6% |
IBU |
50 |
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京都醸造
新天地 デュンケル 缶
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リッチなモルト感とキレが自慢の褐色ラガー!
「完璧なラガービールとは」
この新天地市リースは、京都醸造にとって未知の領域であったラガーを探検し、理解を深め、未だ見ぬ完璧なラガーを求めて、その道を突き進む冒険的醸造シリーズです。
このビールのスタイルはデュンケル。
ホッピーなアメリカンスタイルや酵母感を感じさせるベルギースタイルでは、他の要素の陰に隠れてしまって、麦芽の味わいを思うように楽しめません。
ラガービールに使われるラガー酵母のいいところは、他の原料の個性をそこそこにいなし、微妙な麦芽の味わいや複雑さをしっかり前へ押しだすことができる。
この新天地にはドイツパンのような豊かで香ばしい味わいのミュニックモルトを60%、残りの35%にメルツェンビールに似たほのかな甘みで全体を支えるヴィエナモルトを使いました。
ミュニックモルトのリッチな味わいとすっきりと透き通るようなキレを感じられる仕上がりで、ぽかぽか暖かくなる日和にぴったりな飲みごたえです。
色調は、クリアで赤みがかったブラウンカラー。
香りにはクランベリーなど酸味のあるフルーツ感に少々のモルト感。
口当たりには瑞々しさがあり、滑らか。
やや軽やかなタッチに、スッキリとしたクリアな味わい。
酸味のある香ばしいパンのようなニュアンスも感じられます。
スタイル:デュンケル
モルト:Munich, Vienna, Red Rye Crystal
ホップ:Hallertau Tradition
酵母:Lager
副原料:ゼラチン
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原材料 |
麦芽・ホップ |
アルコール度数 |
5% |
IBU |
22 |
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京都醸造
白日夢中 缶
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小麦の甘みに黒文字が香る、和のベルジャンウィット!
帰還シリーズは、京都醸造の原点でもあり、愛してやまないベルギーのビールに改めて立ち返り、さまざまな代表的なスタイルに新しい解釈も加えながら、その魅力を再発見するシリーズです。
この「白日夢中」は、小麦の甘みに黒文字が香る、和のベルジャンウィット。
Witというスタイルは、オレンジとコリアンダーを使うことで良く知られていますが、京都醸造では身近な素材「黒文字」で代用できないかと考え、このビールの着想を得ました。
黒文字はクスノキ科の植物でホップや柑橘系の果物と同じようにオイルを分泌し、その香りはハーバルで味わいに深みを与えてくれます。
もし、Witが日本で発明されたビールだったら、こんな味わいになってたんじゃないかと想像します。
爽やかな柑橘やハーブのようなニュアンスを生む黒文字を使い、ベルギーの伝統的なスタイル”Wit”にほのかな和の要素を取り入れました。
色調は、やや濁りのあるレモンイエロー。
香りには爽やかさ。
レモンやハーブのニュアンスも感じられます。
口当たりには瑞々しさがあり、軽やか。
スッキリとしたドライな飲み口に、柔らかなフルーティー感。
夏ミカンのような爽やかな柑橘感に、少々のスパイシーさが味わいを引き締めます。
【名前の由来】
霞か雲か、白くてぼんやりとしたものが遠くでゆっくりと漂う景色を眺めていると、体内で秒を刻むのがゆっくりに感じられる。
その白くてぼんやりしたもののおかげで、私をいつも急き立てていた時間の感覚から解放され、気持ちがすこし軽くなった。
さて、しばし時間を忘れてビールを飲もう。プシュッ。
ビールの中の小麦の甘みに感じる白さ。あぁ、これは正義だ。
などと考えながら暖かい日差しをうけて、ついウトウト・・・
スタイル:ベルジャン・ウィット
モルト:Pilsner, Malted Oats, Flaked Wheat, Sour Malt
ホップ:Alamis, Spalter
酵母:Yeast Lightning
副原料:黒文字
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原材料 |
麦芽・クロモジ・ホップ |
アルコール度数 |
4.5% |
IBU |
15 |
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京都醸造
旨 缶
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和風出汁からインスピレーション!
六味六色シリーズは、六つの味(辛・酸・鹹・甘・苦・旨)をIPAで表現し、ビールの更なる可能性を追及するシリーズ。
この「旨」のテーマは旨味+IPA。
和風出汁からインスピレーションを受け、旨味のある和の素材にこだわっています。
初めてなのにどこか懐かしい味わいのユニークなIPA。
今回「旨」ではその名前の通り、味覚のひとつ「旨味」をIPAで探求・表現しました。
旨味の元としてシジミと昆布を使ったことで、それらの素材が本来持つ味ではなく、ビールの味わいに深みと豊かさが生まれました。
また、初めてつかうイギリスのエール酵母は旨味の要素とが上手に働きあい、麦芽と酵母の個性をアクセントとして引き立て、このビールを一段と印象づけています。
旨味成分でモルトの甘みが強調され、フレーバーは残らずともビールに奥行きが与えられました。
土っぽい爽やかな香りが特徴のホップが、初めて採用したイギリスのエール酵母とうまくまとまり、口当たりもまろやかで心地よい味わいです。
色調はやや濁りのあるゴールドイエロー。
香りは比較的穏やか。
ほのかに出汁風味のグレープフルーツ感。
口当たりにはややビターなほろ苦さ。
IPAらしいホップ感に、じんわりと感じられる和風出汁感。
苦味と共にたっぷりの旨みが広がる味わいで、さまざまな味・食材と合わせながらペアリングを存分に楽しめるビールとなっています。
スタイル:IPA
モルト:Maris Otter
ホップ:Pahto, US Goldings
その他:しじみ、昆布
酵母:English Ale
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原材料 |
麦芽・ホップ・しじみ・昆布 |
アルコール度数 |
6.0% |
IBU |
42 |
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京都醸造
苦 缶
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近未来のIPA!
六味六色シリーズは、六つの味(辛・酸・鹹・甘・苦・旨)をIPAで表現し、ビールの更なる可能性を追及するシリーズ。
この「苦」は今後のホップの在り方を覆す近未来のIPA。
ただ苦いビールを作るのではなく、ビールに苦味を添加する役割のホップの伝統的な使われ方を再考し、現代の醸造ではスタンダードになっているペレット(凝固)ホップを使わずにIPAを醸造。
しかし、ここで伝統へのアプローチではなく、現代のテクノロジーをもってCO2濃縮したホップエッセンスとオイルを使い、本来のホップの苦味とアロマを100%に近い状態でこのビールに与えています。
そういう意味で、「苦」は近未来のIPAと言えるかもしれません。
味わいは、苦味をほどよく抑え、その代わりにジューシーでパンチの利いたホップの個性がモルトの味わいをぐんと引き立てる仕上がりです。
色調はクリアなブラウンゴールド。
香りには爽やかさ。
パイナップなどトロピカルな要素も感じられます。
口当たりは瑞々しく、フレッシュ。
クリアな飲み口に、少々コクのあるモルト感。
苦味はありつつも、ジューシーな味わいで、飲み心地良い味わいです。
スタイル:IPA
モルト:Pilsner, Maris Otter, Munich, T50
ホップ:CTZ Hop Extract, Hopzoil
酵母:American Ale
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原材料 |
麦芽・ホップ |
アルコール度数 |
6.0% |
IBU |
44 |
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京都醸造
春の気まぐれ 缶
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飲みやすさとバランスの良さが光る、古き良きアメリカンIPA!
気まぐれシリーズは、四季折々の印象やその季節に美味しいと思うビールをIPAで表現したシリーズ。
IPAは元々イギリスに端を発するスタイルだけれども、毛色の違うアメリカのIPAが登場して以来、このスタイルの在り方を大きく変え、今ではアメリカンIPAが業界を席巻しているように思います。
この「春の気まぐれ」は、その兆しが見え始めた頃の古き良きアメリカンIPAをテーマにし、飲みやすさと味わいのバランスが取れたクラシックIPAとなっています。
少量のスペシャリティモルトが、たくさんのホップを受け入れる土台をしっかりと支えるだけでなく、味わいにすっきりとした潔さを生んでいます。
そして、クラシックホップの王道、カスケードがグレープフルーツなどの柑橘系の風味でしっかりとIPAらしさを演出。
目立ちすぎたり、ひっそりと影をひそめるようなタイプではなく、あらゆるシーンにも合わせられるIPAとして、なかなか憎い仕上がりになっています。
アメリカンホップの柑橘系の風味とモルト由来の味わいがバランスよく効いていながらも、するすると飲みやすいIPAです。
色調はクリアなブロンズカラー。
香りには爽やかな柑橘に少々のロースト感も感じられます。
口当たりには瑞々しさがあり、ややコクのある飲み口。
ほのかなビスケット感と共に、柑橘の要素やスパイシーな苦味。
松のようなホップ感はありつつも、軽やかさがあり、バランスの取れた飲み心地です。
スタイル:IPA
モルト:Golden Promise, T50
ホップ:Polaris, Centennial, Cascade, Idaho 7
酵母:American Ale
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原材料 |
麦芽・ホップ |
アルコール度数 |
6.0% |
IBU |
35 |
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京都醸造
夏の気まぐれ 缶
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軽快で爽快、そしてホッピーな夏のIPA!
気まぐれシリーズは、四季折々の印象やその季節に美味しいと思うビールをIPAで表現したシリーズ。
気まぐれシリーズでは、レシピを毎年変えて作っていますが、夏のコンセプトはいつも「苦みを抑え、飲みやすさを追求した、爽快でホッピーなIPA」です。
今年の「夏の気まぐれ」もこの通りに、数種類のホップをブレンドし、味わい深い柑橘系の個性をしっかり楽しめる設計です。
ホップ由来の苦みを抑えることで、良い飲み心地をかなえ、もう一杯飲みたくなるような味わいに仕上がりました。
爽やかでフルーティなホップの香りと味わいが、ソフトな麦芽の個性と合わさった、ゴクゴク飲める夏のIPAとなっています。
色調はクリアなイエローゴールド。
香りには爽やかさ。
グレープフルーツやパイナップルのようなニュアンスも感じられます。
口当たりは瑞々しさがあり、軽やか。
ややすっきりとしたクリアな飲み口に、レモンやグレープフルーツのような果実感。
爽快感のある飲み心地よいIPAです。
スタイル:セッションIPA
モルト:Golden Promise, Ireks Vienna Malt, Flaked Wheat, Ireks Sour Malt
ホップ:Polaris, Mosaic (Cryo), Centennial, Sabro, Citra
酵母:American Ale
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原材料 |
麦芽・ホップ |
アルコール度数 |
4.5% |
IBU |
23 |
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京都醸造
冬の気まぐれ 缶
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柔らかで心地よいIPA!
気まぐれシリーズは、四季折々の印象やその季節に美味しいと思うビールをIPAで表現したシリーズ。
この「冬の気まぐれ」は、小麦+柑橘系ホップで雪踊る冬の美しい景色を表現したホワイトIPA。
日本の冬は温州みかんを始め、柑橘系のくだものが豊富な季節。
実際にくだものを入れることなく、ホップの甘さや爽やかなキャラクターですっきりと柑橘が香る日本の冬の景色を取り入れています。
苦味を抑えめにすることで、小麦が生む柔らかい口当たりとほのかな甘さに、モダンなアメリカンホップの柑橘系の爽やかな味わいがバランスよく感じられます。
色調はクリアなゴールドカラー。
香りには爽やかさ。
パイナップルや花のようなニュアンスが感じられます。
口当たりには円みのあるフレッシュ感。
クリアな飲み口に、ほのかな甘みや柔らかさ。
爽やかな柑橘系のホップ感が心地よい、穏やかなIPA。
スタイル:ホワイトIPA
モルト:Golden Promise, Vienna, Flaked Wheat
ホップ:Pahto, Citra, Citra Cryo, Ekuanot, Cascade, Sabro
酵母:American Ale
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原材料 |
麦芽・ホップ |
アルコール度数 |
6.5% |
IBU |
30 |
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京都醸造
古道をゆく 始動
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セゾン酵母の個性と二次熟成の深さを味わう!
「古道をゆく」のセゾンはすべて、瓶内二次発酵を行い、熟成を存分に楽しんでもらえるシリーズです。
セゾンは京都醸造を始めるきっかけになったといっても過言ではないほど、特に思い入れの強いスタイルです。
そして、この「古道をゆく」では、セゾンの源流をたどってゆく旅のような取り組みを始めることにしました。
その始まりである「始動」では愛してやまないセゾン酵母のフルーティーでスパイシーな個性を活かしたストロングセゾンを造りました。
ライ麦芽の持つ穀物由来のスパイシーさやモダンなドイツホップの品のある果実味が加わり、味わい深さがいっそう極まった印象です。
セゾン酵母らしいスパイシーで果実味のある味わいと香りが、ドライな飲み口・深いコクとうまく調和し、グラスの中で華が開くような印象。
どんなひとときでも特別にする1杯です。
セゾンビールといえば、ベルギーを代表する伝統的なビールスタイルである。
今日、有名なセゾンはいくつか存在するけれども、かつてのベルギーでは農作業の中でのどを潤すために自分にあったセゾンをこぞって造っていたと聞く。
少々大げさかもしれないが、当時は農家の数だけ名もなき醸造家がいて、無数のセゾンが存在していたのだろう。
そのビールに魅せられた現代のビール醸造家たちは、セゾン巡礼の道に誘われるように、気づけば始まりの地に立っていた。
そして、名もなき先駆者たちの努力とセゾンへの情熱に想いを馳せながら、中世の時代からしっかり踏み固められた古道へ歩みを進めるのである。
スタイル:セゾン
モルト:Pilsner, Rye
ホップ:Styrian Goldings Bobek, Mandarina Bavaria, Hallertau Blanc
酵母:Saison
副原料:グラニュー糖
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原材料 |
麦芽・ホップ |
アルコール度数 |
6.5% |
IBU |
30 |
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京都醸造
ハレとケ ハレ
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堀井七茗園の碾茶を使ったベルジャンエール!
この「ハレ」は、お茶で有名な京都は宇治の老舗、堀井七茗園さんとのコラボレーション。
お茶を使ったビールというのはこれまで数知れず見てきましたが、お茶の個性を活かしながらビールとして仕上げるのにどれも苦心した形跡がありました。
しかし、今回のコラボではお茶の生産方法から個性までを限りなく知り尽くした方々と一緒になってビール造りをしたおかげで、ユニークで味わい深いお茶のビールが誕生しました。
数か月にわたる打ち合わせとお茶の試飲を経て、この「ハレ」用に普段お目にかかることも少ない「碾茶(挽く前のお抹茶の原料)」を選びました。
このコラボではお茶の持つ繊細であり個性的な味わいと口当たりをどのようにビールという飲み物と融合させるかという点に挑戦しました。
碾茶というのは挽かれて抹茶になる前の状態で、普段なかなか口にすることもないものですが、茶葉の状態では旨味のもとであるテアニン(アミノ酸の一種)を豊富に含み、口に含むと豊かな口当たりと甘みを感じることができます。
ゆっくり瓶の中で発酵することでシャンパンにも通じるような品のある炭酸ときめ細かい泡が生まれ、お茶とビールの個性をじんわりとひきたてます。
スタイル:ベルジャンエールwith碾茶
モルト:Pilsner, Flaked Wheat, Carapils
ホップ:Aramis
酵母:Belgian Ale
副原料:碾茶
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原材料 |
麦芽・碾茶・ホップ |
アルコール度数 |
5.5% |
IBU |
16.8 |
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