2007/03/11
杜の蔵酒造
「独楽蔵会」
 今年もやって来ました「独楽蔵会」。

 去年は酒屋を初めてすぐに行かされまして、めっちゃ緊張して行った記憶が・・・

 今年はされほど緊張することもなく参加できました。

 去年はホテルで集合し、講師の方から講義を受けつつ、食と日本酒の勉強をしたんですが、今回は蔵元に集合してのスタートでした。

 まずは青空の下でスケジュールの確認と、蔵元のスタッフの紹介がありました。
 その後、4つの班に分かれての蔵見学がスタート。

 うちの班は、まず麹室から。

 麹室は初めて入りました。
 スタッフの方が、実際どのようにして麹を引き込み、管理しているのかを分かりやすく説明してくれました。

 こちらでは、「箱麹」と、温度が調節できる製麹械を使い分けて麹を造っています。

 今シーズンの米は、麹菌のつきが良すぎて、逆につき過ぎないように管理が必要だったそうです。
 次にもろみ管理のスタッフの方からお話を伺いました。

 今年は暖冬だったので、より温度管理は慎重になったようです。
 最後に精米・蒸米のスタッフの方からのお話です。

 去年も伺ったのですが、この蔵元では、2種類の洗米機を使い分けて米を洗っています。

 蒸米の放冷もスペックの高いものは、機械を使わず放冷します。
 ここで休憩をはさんだ後に、焼酎の説明をして頂きました。

 この蔵元では、江戸時代の味わいと言える「粕取り焼酎」を造っています。

 銅製の蒸留器「かぶと釜」を入手したことから、本格的な、昔ながらの「粕取り」焼酎を造っています。
 蔵見学の後は、ホテルに移動しましての懇親会。

 今回も食と独楽蔵をテーマに、中華料理と一緒に独楽蔵を楽しみました。

 前回と違い、ざっくばらんな雰囲気でしたので、各々で、燗の温度を試したりと楽しい時間でした。

 独楽蔵のお酒は冷やでも美味しいのですが、やはり燗をすることで、料理との相性も良くなる気がします。
 懇親会のあとは、場所を変えての2次会、3次会と参加し、前回知り合った酒屋さんや、今回仲良くなった酒屋さんと色々話をして、夜は更けていきました・・・・。

 飲み疲れた体には古酒のぬる燗がサイコーです。

 毎年このような交流会を開いて下さる蔵元に今年も感謝です。
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